やじうまミニレビュー

鼻やあごの毛を簡単に整えられるマルチトリマー

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
ビーズ「マルチトリマー BET-01」

 今回紹介するのは、ビーズ「マルチトリマー BET-01」(以下、BET-01)。コレ1本で、顔周りのむだ毛を整えられる顔用トリマーだ。

メーカー名ビーズ
製品名マルチトリマー BET-01
購入場所Amazon.co.jp
購入価格3,998円

 アタッチメントを付け替えることで、眉毛や鼻毛、ヒゲやもみあげを整えられるトリマーだ。最初から本体に付いている「回転トリマー」に加え、「ヒゲトリマー」「細部トリマー」「ヒゲ用コーム」「2/4mm眉毛コーム」「6/8mm眉毛コーム」の5種類のアタッチメントを同梱している。

箱を開けるとソフトポーチが入っていて、その中に本体や付属品が詰め込まれている。眉毛コームは左側の小さなポケットに入っている
本体と付属品一式。本体にはあらかじめ回転トリマーと保護キャップが付いている

 それぞれ、回転トリマーは鼻毛を、ヒゲトリマーではあごヒゲを、細部トリマーでは眉毛や耳毛を手入れできる。ヒゲトリマーと細部トリマーは、ヒゲ用コームと眉毛コームを付けて使用する。

 アタッチメントの付け替えは簡単。トリマー部を右に回して上に抜くだけだ。

 電源は単三形アルカリ乾電池1本。付属されていないので、別途用意する必要がある。

アタッチメントは、トリマー部を右に回して抜き差しする
単三乾電池は本体下部の乾電池カバーを外して入れる

ミリ単位で長さを調整できるコームが便利

 早速使ってみた。まずは、あごヒゲから。あごヒゲの手入れには、ヒゲトリマーとヒゲ用コームを使用する。ヒゲ用コームは、2mm~14mmまで1mm単位で長さを調整できる。今回は、2mmに合わせてあごヒゲをカットした。

親指の右側にある高さ調整ボタンを押さえながら、コームをスライドする
2mmに設定した様子
14mmに設定

 最初にヒゲトリマーで、あごヒゲの生え際を整える。刃を肌に直角にあてて慎重に動かしながら、生え際のむだ毛をカットした。次に、ヒゲトリマーにヒゲ用コームをセットして、逆剃りでヒゲの長さを2mmにカットした。

 むだ毛の処理とヒゲの長さ調整は約5分で終了。残したいヒゲを切らないように本体を動かす必要があるので、むだ毛の処理に3分ほどかかった。普段は、T字カミソリとハサミを使って整えているが、丁寧にやると10分程度はかかるので時短でき、出かける前に一息つけるのが嬉しい。

調整前。長さがバラバラで伸び放題
調整後。長さが揃い見た目も良くなった

 次は眉毛だ。今回は、2/4mm眉毛コームの2mmに合わせて眉毛をカットした。細部トリマーに眉毛コームをつけて、眉尻から眉頭に向けて動かすだけと、操作はとても簡単。これを2、3回繰り返すと、眉毛の長さが整う。

 眉毛のカットにかかった時間は3分程度。コームとハサミを使って整えると、時間はかかるし短く切りすぎるなど失敗する可能性もある。だがBET-01なら、手間も技術もいらず、手軽に眉毛の長さを揃えられる。

カット前。長さがバラバラで見苦しい
カット後。長さは揃ったが、少し薄くしすぎた

本体を丸洗いできるのは嬉しい!

 使っていて1つ気になったのは、アタッチメントや乾電池カバー、本体に目印がないため、どちらに回せば外せるのかが分かりづらかったこと。初めて使うとき、アタッチメントの付け替えや乾電池カバーの取り外しに苦労した。次のモデルが発売されるときには、アタッチメントや本体に目印をつけて欲しい。

 筆者が愛用している鼻毛カッターは本体を水洗いできないが、BET-01は本体やアタッチメントを流水で丸洗いできる。手入れの手間を省けて良いし、衛生的だ。毛をカットする性能は、可もなく不可もなしだが、初めてマルチトリマーを使う人には、価格的にもオススメできるアイテムだ。

中野 信二