東北電力、東北地方太平洋沖地震の影響で214万戸で停電

　東北電力は、11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で、12日夜の段階で214万戸が停電していると推定されると発表した。

　現時点では、岩手県と宮城県の全域、青森県、秋田県、福島県の一部地域が停電しているが、詳細については調査中としている。

　復旧作業にあたっては、他の電力会社からの応援も受けているが、被害規模が甚大であり、復旧時期等を見通すことが困難な状況としている。大部分の地域については、早急な復旧は困難な状況で、特に津波の影響を受けた地域は、当面の復旧は難しいとしている。
　なお、発電所の復旧については、時間を要する見込みであり、電力供給力に不足が生じる可能性があることから、サービスエリア内での節電への協力を呼びかけている。