パナソニック、エアコンの主力モデルに“ナノイー”を搭載

SXシリーズ

 パナソニックは、“ナノイーイオン”の発生機能を搭載したエアコン「SX/EX/Vシリーズ」を、2月1日に発売した。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、SXシリーズの14畳向け「CS-SX401C2」が21万円前後。

 いずれもパナソニック独自のイオン技術「ナノイーイオン」の発生機能を搭載した点が特徴。ナノイーイオンとは、空気に含まれる水分に、高電圧を加えることで生成される、微細な帯電微粒子水のこと。インフルエンザなどのウイルスや花粉、タバコのにおいを除去したり、肌を潤す効果などがあるとされる。これにより、同社エアコンの現行モデルの大半に、ナノイーイオンの発生機能が搭載されたことになる。

 最上位モデル「Xシリーズ」に次ぐ「SXシリーズ」では、日差しの強弱をセンサーで感知し、省エネ運転する「エコナビ」機能を搭載。また、寒くならずに除湿できる「再熱除湿」や、フィルターの自動掃除機能「お掃除ロボット」も備えている。

【お詫びと訂正】初出時、SXシリーズに人の動きや家具の位置を見張るセンサーが付いているとの記述がありましたが、これは誤りでした。正しくは日射センサーのみとなります。訂正してお詫びさせていただきます

 SXシリーズに次ぐ「EXシリーズ」は、エコナビとお掃除ロボットを搭載。「Vシリーズ」は、エコナビとお掃除ロボットが省かれているが、再熱除湿を備えている。

 このほか、最もエントリーモデルとなる「Fシリーズ」も同時に発売する。Fシリーズでは、ナノイーをはじめ、エコナビ・お掃除ロボット・再熱除湿などの機能が省かれている。

EXシリーズVシリーズFシリーズ
【SX/EX/V/Fシリーズのラインナップ】
適用畳数
(冷房時)
SXシリーズEXシリーズVシリーズFシリーズ
6畳CS-SX221CCS-EX221CCS-V221CCS-F221C /CS-221CFR
8畳CS-SX251CCS-EX251CCS-V251CCS-F251C / CS-251CFR
10畳CS-SX281CCS-EX281CCS-V281CCS-F281C / CS-281CFR
12畳CS-SX361CCS-EX361CCS-V361C2CS-F361C2
14畳CS-SX401C2CS-EX401C2CS-V401C2CS-F401C2 / CS-401CFR2
18畳CS-SX561C2CS-EX561C2CS-V561C2CS-F561C2 / CS-561CFR2
14畳向けモデルの
店頭予想価格
21万円前後17万円前後14万円前後12万円前後





(正藤 慶一)

2011年2月4日 20:54