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ラオス科学技術省と共同開発した、ハイアールアジアの電動バイク「e-bike」

 ハイアールアジアは、ラオスの科学技術省と共同開発中の電動バイク「e-bike」のプロトタイプが完成したことを発表した。最終的な商品化に向けてテストを進め、年内の発売を目指すという。

電動バイク「e-bike」

 同社は、経済発展の著しい新興メコン諸国での加速度的成長を目指している。その1カ国であるラオス人民民主共和国の科学技術省とは戦略的パートナーシップを締結しており、ラオスの教育システム向上に貢献する製品開発や、e-bike関連産業を発展させるための協働を行なっている。

 今回の共同開発の背景には、電力供給に強みを持つラオスにおいてe-bike関連産業は供給面、経済面での親和性が高いことを挙げている。今後は、ラオスでの現地生産も視野に入れて、ラオス政府と推進していく計画だという。

 このほか、現地販売会社「ハイアールラオ」を設立し、業務用エアコンや冷蔵庫などをラオス国内へ提供中。同社は、これらのラオス政府との協働プロジェクトを確実に実行することで、ラオスの発展に寄与していくとともに、3年以内にASEAN地域での事業規模の倍増に向けて取り組んでいくとしている。

左から、ブラック、シルバー、ホワイト

西村 夢音