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東芝、スーパーで自宅の冷蔵庫の中身が確認できる「家電コンシェルジュ」サービス開始

〜洗濯機のお手入れ時期や、室内温度を知らせるサービスも

外出先で冷蔵庫の中身が確認できる

 東芝ホームアプライアンスは、同社の冷蔵庫、エアコン、ドラム式洗濯乾燥機を対象としたスマート家電システム「家電コンシェルジュ」を11月より開始する。東芝のホームITシステム「FEMINITY(フェミニティ)」と連携したサービスで、冷蔵庫の中身を外出先で確認できる、洗濯機のフィルター詰まりを知らせる、外出先からエアコンの操作ができるなどの機能が盛り込まれる。

スマートフォンやタブレットで、エアコン操作などができる「家電コンシェルジュ」を11月より開始
昨年はエアコンのみ対応していが、今年からは冷蔵庫とドラム式洗濯乾燥機にも同様の機能を搭載
東芝では、同サービスを「家電コンシェルジュ」と命名
対象のエアコン「プラズマ空気清浄エアコン 大清快 GDRシリーズ」、ドラム式洗濯乾燥機「ヒートポンプドラム ZABOON(ザブーン) TW-Z96X1」、広告キャラクターを務める女優の天海祐希さん

 サービスの対象機種は、11月上旬より順次発売される冷蔵庫「VEGETA(ベジータ) GR-G56FXV/GR0G51FXV」、エアコン「プラズマ空気清浄エアコン 大清快 GDRシリーズ」、ドラム式洗濯乾燥機「ヒートポンプドラム ZABOON(ザブーン) TW-Z96X1」の3機種。別売りのITアクセスポイント、HAアダプタを使うことで、製品の使用状況などのデータをスマートフォンやタブレット、パソコンなどの端末で確認できるほか、エアコンは、外出先から操作することもできる。利用には、東芝のWebサイト「フェミニティ倶楽部」への登録が必要になる。登録料は1,000円で、以後月500円の利用料がかかる。

11月上旬より順次発売される冷蔵庫「VEGETA(ベジータ) GR-G56FXV/GR0G51FXV」
エアコン「プラズマ空気清浄エアコン 大清快 GDRシリーズ」
ドラム式洗濯乾燥機「ヒートポンプドラム ZABOON(ザブーン) TW-Z96X1」
各製品に合わせた様々な機能を搭載する
別売りのITアクセスポイント、HAアダプタを使うことで、製品の使用状況などのデータをスマートフォンやタブレット、パソコンなどの端末で確認できる
別売りのHAアダプタ

 冷蔵庫「VEGETA(ベジータ) GR-G56FXV/GR0G51FXV」では、別売りのカメラをドアポケット内側に設置することで、外出先で庫内の様子を確認できるサービスを盛り込む。スーパーなどで買い物するときに、自宅の冷蔵庫に何が入っているかを確認することで、買い忘れや、同じ商品をダブって購入ことを防ぐことができるという。カメラは、冷蔵庫1台につき最大3台まで設置可能で、野菜室などに設置することもできる。

外出先で冷蔵庫の中身が確認できる
冷蔵庫のドアポケットに別売りのカメラを取り付けて使用する
カメラは電池駆動
冷蔵庫のリアルタイムの消費電力をタブレットやスマートフォンで確認できる

 エアコン「プラズマ空気清浄エアコン 大清快 GDRシリーズ」では、昨年モデルでも外出先から操作できるなどの機能を搭載していたが、最新モデルではさらに進化している。新機能としては、室内が32℃以上の高温になるとメールで知らせる「見守りサポート」機能を搭載。子供を留守番させている時など、室温が暑くなりすぎるのを防ぐことができるという。また、室温設定や運転モードもスマートフォンで操作可能なため、外出先で室温を下げる操作も可能。

 省エネ機能としては、設定温度を自動で調整する機能、使用状況のムダを見える化する機能、フィルターのホコリを知らせる機能などを搭載する。

室温が32℃以上になると、メールで知らせる「見守りサポート」を搭載
室温設定や、運転モードを外出先から操作できる
タブレットでの操作画面

 ドラム式洗濯乾燥機「ヒートポンプドラム ZABOON(ザブーン) TW-Z96X1」は、フィルターの詰まりなどをメールで知らせる「故障予知機能」を搭載。同機能は、冷蔵庫、エアコンにも搭載されているもので、冷蔵庫の冷えが甘いなどの不具合があると、スマートフォンやパソコンなどに、メールが届く。同社によると、洗濯機や冷蔵庫などの大型家電は、故障が分かりにくく、本体サイズが大きいこともあり、修理に持ち込みにくいという実態がある。故障予知機能を搭載することで、故障を防ぐ効果が期待できるほか、端末から直接修理センターに修理を依頼することができるので、便利だとしている。

故障予知機能では、各製品の不具合をメールで知らせる。自分でメンテナンスできないものに関しては、そのまま修理センターに修理を依頼することもできる
ドラム式洗濯乾燥機のリアルタイムの消費電力と残り運転時間をタブレットやスマートフォンを確認できる

「お客様に喜んでいただける新しい価値を創出」

東芝ホームアプライアンス 取締役社長 石渡敏郎氏

 今回の取り組みについて東芝ホームアプライアンス 取締役社長 石渡敏郎氏は、「HEMS(Home Energy Management System)を進める上でのシステム機器としての提案に加えて、お客様に喜んでいただける新しい価値を搭載したサービス。コンシェルジュという言葉通り、お客様をサポートするためのサービスになると思っている」と話した。

 また、白物家電製品全体の取り組みとしては統一デザインコンセプト「人を想うプロジェクト」を推進することを発表した。これは、統一性のあるデザインを採用することで、機能・品質・デザイン・コミュニケーションなど使う人にとっての価値を追求するというコンセプトで、今回発表したエアコン、冷蔵庫、ドラム式洗濯乾燥機にも適用されている。

 さらに、白物家電の横断機能として「ecoモード」搭載、同社独自の「ピコイオン」放出機能搭載を挙げる。

統一デザインコンセプトとして「人を想うプロジェクト」を推進する
デザイン以外の横断機能として「ecoモード」の搭載を挙げる
ピコイオン放出機能も横断機能とする

おうちで留守を預かってくれている心強いパートナー

女優の天海祐希さん

 東芝ホームアプライアンスでは、これらの事業戦略を基に、2013年度の広告キャラクターとして昨年より引き続き、女優の天海祐希さんを採用。テレビコマーシャルやポスター撮影を務める。会場では、天海さんが登壇し、東芝製品の魅力を語った。

 「ここ数年東芝の広告キャラクターを務めていることもあり、すっかり東芝製品のファンになってしまいました。コマーシャルの撮影現場ではいつも、一足早く新製品を触れるので、本当に楽しみです」

 また、今年度よりスタートする家電コンシェルジュサービスについては「主婦の方にとってはおうちの中に頼もしい応援団がいるような感じ、私のような1人ものにとっては、おうちで留守を預かってくれている心強いパートナーがいるような感じがします」とコメントした。

(阿部 夏子)