三洋の充電池「エネループ」、累計出荷数1億5千万個を突破

三洋電機のニッケル水素電池「eneloop(エネループ)」

 三洋電機は、同社のニッケル水素電池「eneloop(エネループ)」の累計出荷数が、2010年12月末で1億5千万個を突破したと発表した。

 エネループは、約1,500回の繰り返し使用ができ、自己放電が少なく買ってすぐ使える、乾電池型のニッケル水素電池。2005年11月14日の発売以来、5年と約1カ月で1億5千万個の出荷を達成した。なお、エネループは世界で62カ国で展開されており、今回は海外販売分も含めたグローバル累計出荷数量となる。

 同社ではエネループについて、“買ってすぐ使える”という使い勝手の良さと、繰り返し使えるという「経済性」と「環境配慮」の両面で、市場より高い評価を受けたとしている。

 eneloopの今後について同社では、「『使い切る生活から、くり返し使う生活へ』という、新しいライフスタイルがより便利なものになるよう、今後も『eneloop』を拡大し、全世界に提案し続ける」としている。

 

エネループのラインナップ。電池がキラキラ光るデザインの「エネループ トーンズ グリッター」、容量は少ないが約2,000繰り返し使える「エネループライト」も展開している。年別の販売推移





(正藤 慶一)

2011年1月5日 18:01