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シャープ、ワンタッチで軽々とドアが開けられる「電動どっちもドア」搭載の冷蔵庫
2017年9月12日 17:54
シャープは、軽く触れるだけで左右どちらからでも扉が自動で開く「電動どっちもドア」を搭載した、メガフリーザーシリーズのプラズマクラスター冷蔵庫2機種「SJ-WX55D(容量551L)」「SJ-WX50D(容量502L)」を、10月26日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に36万円前後、34万円前後(いずれも税抜)。
容量551Lタイプで189L、容量502Lタイプで170Lの冷凍室「メガフリーザー」を備えた5ドア冷蔵庫。冷蔵室の扉が、右にも左にも開く「どっちもドア」を採用。新たに電動アシスト機構を搭載し、ドアの両端にあるタッチ部分を触るだけでドアが開く。
広さに余裕がないキッチンに置いても、左右のどちらからでもスムーズに開けられるほか、引っ越しなどでキッチンレイアウトが変わっても、困ることがないという。
冷蔵室には「プラズマクラスターうるおいチルド」を新たに搭載。送風ファンのないプラズマクラスターユニットを採用し、食品の乾燥を防ぎつつ、付着菌を除菌し、チルドルーム内を清潔に保てるという。
「プラズマクラスターうるおいチルド」を搭載したチルドルームと従来のチルドルームに、それぞれハムと刺し身を3日間保存した後の経過を調査。新モデルではハムの塩味を106%の増加に止められたが、従来品では129%にまで上昇。同じく、まぐろの酸味を比較すると、新モデルでは101%、従来モデルは115%となり、鮮度や味の劣化を防ぐことに、効果を発揮したという。
ドアの外側にはタッチパネル式の液晶ディスプレイを搭載。時計やタイマー機能、プラズマクラスターのオン/オフや製氷皿の清掃などの各種設定のほか、便利な機能をディスプレイでわかりやすく表示する。
従来モデルからの、野菜を雪の下で貯蔵する雪国の保存方法を参考にした「雪下シャキット野菜室」、ケースを自由に仕切れる「4切り(しきり)名人」なども搭載されている。
容量551L「SJ-WX55D」の本体サイズは、685×745×1,833mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは113kg。容量502Lの「SJ-WX50D」は685×699×1,833mm(幅×奥行き×高さ)、重さは109kg。
メニューをお薦めしてくれるクラウドサービスに対応した「フレンチドア」タイプも発売
献立や食品の保存方法などを知らせてくれるAIoTクラウドサービス「COCORO KITCHEN」に対応した、電動フレンチドアタイプの「SJ-GX55D(容量551L)」と「SJ-GX50D(容量502L)」を9月26日から順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に37万円前後、35万円前後(いずれも税抜)。
メインの冷蔵室の扉にフレンチドアを採用した「メガフリーザー」を備えた6ドア冷蔵庫。5ドアの「SJ-WX55D/50D」と同様に「プラズマクラスターうるおいチルド」や「雪下シャキット野菜室」などを備えている。
違いは、AIoTクラウドサービス「COCORO KITCHEN」に対応している点。冷蔵室ドアの開閉頻度やタイミングから、家庭ごとの生活リズムを学習し、液晶ディスプレイの文字や画像表示や音声で、献立提案や食品保存方法などを知らせてくれるという。
「COCORO KITCHEN」でお薦めされた献立は、スマートフォンやタブレットで必要な素材やレシピを見られる。用意されているメニュー数は現時点で400種類だが、今後も徐々に増えていくという。
また、液晶ディスプレイでは、5ドアの「SJ-WX55D/50D」と同様に、庫内の設定操作やマニュアル機能も備えている。