やじうまミニレビュー
つけまを丸ごと挟める「まつげくるん」で目ヂカラ炸裂
by 小林 樹(2014/5/26 07:00)
「つけまつげ」が人気だ。巷の女性ファッション誌にはつけまつげを使ったメイクの特集ページが組まれ、街を歩けば下は中学生、上は働く女性や子育てママまで幅広い世代の女性がつけまつげを装着している。
つけまつげのメリットは、薄い、短いまつげも一瞬でボリュームアップできること。自まつげの上に重ね付けするだけで、即席でパッチリとした目もとに変えられる。
だが1つ困るのは、自まつげとの違和感だ。そのまま装着すると、いかにも「つけまつげを付けてます! 」という雰囲気がバレバレ。かといって自まつげと馴染ませようと、一緒にビューラーで挟んだり、マスカラを塗ったりと、なにかと手間がかかる。
そこで手に入れたのが、パナソニックがこの春発売したホットビューラー「まつげくるん つけまつげ用 EH-SE70」。ホットビューラーの先端にクリップを搭載し、自まつげとつけまつげをまるごと挟んで馴染ませてしまう画期的なアイテムなのだ。
メーカー | パナソニック |
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製品名 | まつげくるん つけまつげ用 |
品番 | EH-SE70 |
価格 | オープンプライス |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 2,236円 |
そもそもホットビューラーとは、まつげをカールさせるために先端にヒーターを搭載した小型の美容機器。まつげに当てて熱を加えることでカールをキープし、まつげの向きを整え、マスカラのダマをとり、まつげの絡まりを取るなどの効果がある。
まつげくるん つけまつげ用は、普通のホットビューラーと同じように自まつげを上向きにカールできるだけでなく、先端のヒーター部側面にクリップを搭載した点がポイント。クリップはボタンを押して開閉する。
本体はスティック型でサイズは19×20×150mm(幅×奥行き×高さ)。重量は電池なしで約17g。電源には別売りの単三形アルカリ乾電池か単三形充電式電池を使う。カラーは白とピンクがあり、白を選んだ。
つけまつげごとグイグイ挟む!!
さっそく使ってみよう。本体中ほどにあるスライド式の電源ボタンをONにする。電源を入れて40秒もすると、ヒーター部が熱を帯び、約1分でスタンバイが完了した。
そして、つけまつげを装着した目もとに当てる。ボタンを押してクリップを開き、まつげを一気に根元から挟む。
ヒーターは先端の外側と、クリップを開いた時に現れる内側の2カ所に搭載する。まつげを挟んだまま熱を加えるので、自まつげとつけまつげをしっかりと馴染ませ、カールを長時間キープできるというわけだ。
ボタンから指を離すと、クリップはしっかりと閉じる。挟んだまま、すべらせずに約3秒キープして離す。
すると、違和感アリアリだった目もとが、すっきりと自まつげに馴染んでいる。これは、買った甲斐があった。おまけに、つけまつげが外れにくくなるという効果もあった。これまではつけまつげが目頭から外れやすかったのだが、クリップで目頭をしっかり挟み込むようになってからは、そうした悩みから解放されたのだ。
なお、ヒーターの長さが短いので、一度に端から端までのまつげを挟み込むことはできない。目尻、中央、目頭と3回くらいに分けてクリップで挟むといい。
普通のホットビューラーとしても使える
もちろん、普通のホットビューラーとして、つけまつげを付けていない状態の自まつげにも使える。
使い方は、つけまつげをつけている時と基本的に同じ。根本を挟んでグイッと上に向けると、しっかりとカールが付く。普通のビューラーとの違いは、熱を加えてカールさせることで、しっかりとしたカールが夜まで続くこと。雨の日もカールのもちが良い。
あらためて、自まつげだけをカールさせた様子、自まつげにつけまつげを装着しただけの様子、つけまつげごと挟んで馴染ませた様子の3つの写真を並べてみよう。自まつげだけではどうしても寂しい印象がぬぐえないが、つけまつげを付けてクリップで持ち上げれば、圧倒的に目ヂカラがアップする。自まつげとつけまつげの間の隙間が埋まることで、黒く縁取りされてアイライナー効果が生まれる。