やじうまミニレビュー

アッシュコンセプト「Folio ティッシュケース」

~スタイリッシュで省スペース。置き方自由でこんなに楽しめる!
by 座間 佳子


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


アッシュコンセプト「Folio ティッシュケース」

 6月も中旬に入り、夏はもうすぐそこ。いわゆる「花粉症」のシーズンはピークを越えたけれど、アレルギー持ちにとっては、“はなをかむ”という行為は一年中のこと。「一年365日、はなをかまない日は一日もない!」と自信をもって断言できます。そんな状況なので、我が家にはあちこちにティッシュが置かれています。

 リビング、キッチン、洗面所、デスク周り、ドレッサーの上、もちろん車内も…と、見渡してみれば、かなりの数の箱ティッシュ。そんなにたくさんあるのだから、ティッシュもインテリアの一部として自分好みであってほしい! と、長い間ティッシュケースを探し続けていました。そして出合ったのが、アッシュコンセプトの「Folio ティッシュケース」です。


メーカーアッシュコンセプト
製品名Folio ティッシュケース
希望小売価格1,575円
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,575円


 最近のティッシュの外箱の模様はさまざまで、各メーカーの工夫が伺えますが、それが自分の好みにぴったりか、というと、必ずしもそうではありません。それもあってか、専用のティッシュケースも千差万別。デザイン的なもの、ナチュラルテイスト、ファンシー路線と、かなりバリエーション豊富です。その中でも、このFolio ティッシュケースは新鮮! “Folio”とは、“二つ折り”という意味ですが、その名のとおりのデザインなのです。

 

製品パッケージ。ティッシュケースですが、長方形ではなく、こんな箱に入っています右下に空いている穴で、中の色がわかります。ピンクの他に、ブラック、ブラウン、ホワイトがあり、どれもニュアンスのあるおしゃれな色取り出してみました。2つ折りなので、この置き方なら座りもいいです
真横から見ると…まさにL形ですねフタ側にも本体側にも穴が空いているのがわかります

 つまり、一番の魅力は、箱ティッシュを箱ティッシュたらしめている「箱」形から解放されていること。それだけで、“箱感”がなくなり、自由なティッシュって気がしませんか? また、置き方によって変化が楽しめる点にも注目。ティッシュで変化? と思いますが、これがなかなか、今までになかった視点なのですよ。さらに、二つ折りにしたことで、置く場所の省スペース化にも貢献してくれる、といいことずくめ。遊び心と実用性を兼ね備えた、広がりを感じるティッシュケースなんです。

 使い方はいたって簡単。フタを外して、市販のティッシュを詰め替えるだけです。入れるティッシュの量は、一箱の3分の1程度、とありますが、もともと入っているティッシュの量はメーカーごとに違いがあるので、厚さ2㎝くらいを目安に。実際に厚み2㎝分の枚数を数えてみましたが、だいたい60組でした。

 ケースの深さは5㎝あるので、実際にはもっと入れられますが、あまり詰め込むと、1枚ずつが取り出しにくくなります。試してみたら、厚さ3㎝くらいまでは問題ないようです。ティッシュを詰めたらフタをしておしまい。あとは、置く場所と置き方を自由に考える時間です。

ティッシュを入れてみましょう。これで厚さ2cmほどの量本体からフタを外します
本体の形にそって曲げながらティッシュをセット。あまり多いと入れにくいので適量でフタを元どおりに閉めて着替えは完了。ぽっちがあるので、フタはパチッと留まりますティッシュが引き出しやすい、オーソドックスな置き方

 垂直に置いたり、横置きにしたり、山型に置いたり……どこにどういうふうに置くかでスタイルもいろいろ。フタ側、本体側のどちらからもティッシュが引き出せるので、さらに自由度が高まります。

角にぴったりつけて置くときにはこの形。スペースも箱ティッシュの半分で済みます高さのないところには横置きにしても。表と裏、両方からティッシュが引き出せます

 2つセットで購入すれば、置き方の組み合わせで遊べるのも、ほかのティッシュケースにはない魅力。私のような「はなをかむ」ことが日常茶飯事の場合、水分量が多いいわゆる“高級ティッシュ”も欠かせません。自宅には普通の箱ティッシュと、“高級ティッシュ”2つがいつも並んでいます。でも、Folioのティッシュケースなら、1つに普通のティッシュ、もう1つに高級ティッシュ、という二刀流の使い方が美しくできるのです。置き方をいろいろ考えているうちに、楽しくなってきてしまいました。

2つ並べて、それぞれに種類の違うティッシュを入れてもOKこんなこともできます! 面白い! 体操しているみたいモダンなインテリアに似合いそうな置き方。勝手に「クランク置き」と命名!

 はなをかむのはもちろん、ちょっと何かをこぼしたときや、ささっとほこりを取りたいとき、手を拭いたり、何かをぱっと包んだり、下に敷いたり、上にかぶせたり……とにかくティッシュの出番は何役もあるうえに年中無休。何しろ、日本人のティッシュ消費量は、ダントツで世界一なんです! こんなに出番の多い役者なのですから、その衣装の方にも少~し気を遣って、気持ちよく表舞台に登場してもらうのもいいのではないでしょうか。いつも身近にあるものだからこそ、ちょっとした形の変化で新しい気分にしてくれそうです。





2012年 6月 15日   00:00