やじうまミニレビュー

つまんで切って絞り出す! レトルトパック調理に便利な1台3役のトングを使ってみた

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
曙産業の「しぼりたカッター」

 レトルト食品は、忙しい主婦の強い味方。賞味期限が長いので常備しておき、ご飯を作る時間がないとき、買い物に行くのが面倒なときなど、ありがたく利用している。

 ただしレトルトパックは、中身によっては、絞り出すのが結構大変だ。ぐつぐつ煮えたぎった熱湯で湯せんしたパックは、お湯から取り出すことすらひと苦労、素手で絞り出すのも、なかなかできない。それで、ある程度中身が出たら、多少残っていても「こんなもんか」と諦めることも多かった。

 そこで見つけたのが、レトルトパック調理の際に、欲しい機能を集約したこのトング。曙産業の「しぼりたカッター」だ。

メーカー名 曙産業
製品名 しぼりたカッター CH-2025
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 809円

 湯せんしたレトルトパックを“取り出し”、カッターで口を“切り”、“絞り出す”ことができるという1台3役のトング。カッターは、使うときだけレバーを動かして出すことができるため、安全面も配慮されている。レバーが結構固くて、動かしづらいが、ちょっと触れただけで動いてしまうようでは意味がないので、これはこれでいいのだろう。

一見すると普通のトング
片方の内側に、ローラーのようなものがついている
外側のレバーを動かすと、「刃に注意」の文字
内側に、小さな刃が出てくる

カッターは使いづらいが、絞り出しやすい!

 さっそくレトルトカレーに使ってみた。沸騰したお湯にパックを入れ、規定時間温めたあと、トングつかんで取り出そうとしたが、端のほうは滑りやすく、うまくつかめない。そこで、少し深めにつかんでみたら、無事取り出すことができた。

箸でつまんで、つるんと落ちたら、熱湯が飛び散る危険も
具の入っている部分をしっかりつかめば、持ちあげられる

 続いてカットだが、これまた意外と大変だった。刃を端に当てても、まったく入っていかないのだ。そこで、とりあえず端は諦め、途中からぐっと挟んで、横に動かしてみたら、うまい具合に切れ始めた。ただし一気にやらないと、切れ目がずれて面倒なことになるので、しっかり挟んだら、力を入れて迷わず横に引く!

端から切ろうと思っても、スパッと入るわけではない
端は諦め、途中から入れるとうまくいった。反対側の端を最後まで切ればOKだ
力を入れ続けないと、途中で切れなくなる。やり直したらずれていた

 さて、いよいよ絞り出しだ。袋を逆さまにして……と、このカレー、具が少ないせいもあってか、この時点でほとんど残らず出てきてしまった(笑)。ただ念のため、しぼりたカッターで絞り出したところ、スッキリきれいに中身を出すことができた。

完全に閉じても、間にスキマがちょっと空く
袋の中身はほとんど残っていないが、念のため
残りをしっかり絞り出し、きれいに出すことができた

ねっとりした食品、ヘアコンディショナーで絞り出し機能の本領発揮!

 次に、惣菜のレトルトパックに使ってみた。いかにもねっとりして、中身が出しにくいかぼちゃサラダだ。こちらは当然のことながら、逆さまにしただけでは出てこないので、絞り出す必要がある。ここでは非常にいい仕事をしてくれた。

マヨネーズ入りでねっとりしているので簡単には出てこない
下からぎゅっと絞り出すと、塊がごろっと出てきた
最後の最後まで、しっかり出すことができた
袋はペラペラで、絞り残しゼロ!

 ここまできて、ふと、いつも出すのに苦労しているものを思い出した。それはヘアコンディショナーの詰め替えパックだ。シャンプーは、まだサラっとしているので、なんとかなるが、コンディショナーは手で押し出さないと出てくれないので、いつも面倒だと思っていた。

トングで挟んで、引っ張ると、キレイに入っていく!
ちょっと角度を変えて、さらに絞り出す
詰め替え完了! こちらもペラペラになるまで絞り出すことができた

持っておくと便利な1本

 いろいろ使ってみたが、正直言ってカッターは使いづらかった。まず刃が入りづらいし、しっかりつかんで横に引くのは、なかなか力のいる作業だからだ。これ1本で何でもできると思えばありがたいが、ハサミで切ったほうが格段に早くキレイに切れるし、素手で触れる温度なら、切り口から手で切ったほうが早いだろう。

 一方で、やはり便利だったのが、絞り出し。絞り出しに箸を使う人もいるだろうが、箸だと両手で両端を押さえながら引き下ろすことになるため、やはりやりづらい。またキッチン以外でも、使用シーンは意外と多そうだ。トングとしても、カッターとしても使える「絞り出し器」と考えれば、1つ持っておいてもいいかもしれない。

(田中 真紀子)