やじうまミニレビュー
アテックス「ルルド バランスツール」
~エクササイズも出来るおしゃれなスツール
by 神原サリー(2013/3/15 00:00)
以前、バランスボールを愛用していたことがある。バランスボールとは、元々医療現場でリハビリに使用するために使われていたもので、バランス感覚を身につけたり、各種エクササイズを行なうためのツールとして、フィットネスクラブやトレーニングジム等で幅広く使用されている。今では家庭用としても人気のエクササイズボールだ。
だが、直径60~70cmのボールがリビングに転がっているとけっこう邪魔になる。しばらくサボっているうちに、家人に「使わないなら捨てるぞ」と言われて処分されてしまったのだ。バランスボールで背中を伸ばすのは本当に気持ちがよい。日ごろの運動不足解消にも再び、バランスボールを導入したいところだが、今さら言いだせない。
そんな折、何とアテックスから布製のカバー付きで普段はスツールやオットマンとしても使え、エクササイズもできる「ルルド バランスツール」の発売を知った。「これなら邪魔もの扱いされずに済む! わが家にぴったり」と発売日を首を長くして待ち、ようやくわが家にやってきたのだった。
メーカー名 | アテックス |
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製品名 | ルルド バランスツール |
販売価格 | 7,800円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 4,980円 |
空気を入れるのはちょっと大変!
コンパクトで可愛いらしいデザインの箱を開けてみると、中には布製のカバーとPVC(ポリ塩化ビニル)製の本体、空気を入れるためのポンプ、本体の栓、栓抜きが入っている。まずは本体を膨らませてからカバーを装着するのだと思っていたのだが、くたっとした本体をカバーに入れた状態で空気を入れていくのが正しいようだ。
カバーをかぶせる時には本体の空気穴とカバーのファスナーの位置を合わせるのが重要。そうでないと膨らんできたときに妙なところに栓の位置が来てしまって、困ったことになる。カバーをかぶせたところでポンプを使って空気を入れていく。空気穴にポンプの先を差し込み、5分ほど熱心に空気を入れたが、まだ膨らみは十分でない。さらに空気を入れていき、汗ばむほどにがんばったところでようやくほど良い状態まで空気が入った。だが、ここで安心してはいけない。ポンプを抜くと一気に空気が抜けてしまうので、素早く栓をしないといけないのだ。1回目はこれに失敗して、再び、何回かポンプの上下させて空気を入れるはめになってしまった。
空気を入れる際にはバランスツールの底が上になった状態のため、カバーのファスナーを閉じたところはまるでドーナツのよう。ここが球形のバランスボールとは全く異なるところだ。これをひっくり返すと直径52cm、高さ33cmの見事なスツールに。カバーの座面の部分にクッション素材が入っているので安定感もよく、座り心地もよい。厚地のツイードっぽい素材のカバーを使用しているため、高級感もありインテリア性もバッチリだ。
普段はスツールに、テレビを見ながらのエクササイズもOK
リビングに置いてみると家族にも好評で、みんな座りたがる。そこを押しのけて、テレビを見ながらエクササイズにチャレンジしてみた。バランスツールの入っていたパッケージの側面には、主なエクササイズの方法が写真入りで紹介されているので、これを見ながらだと取り組みやすい。
たとえば、背筋をしっかりと伸ばして座って骨盤の集中トレーニングができる「コアトレーニング」や、背中をグンと伸ばす「背中のストレッチ」、うつ伏せの状態で足先にバランスツールを挟み、上下に動かす「ヒップアップ」など、8種類。ゆらゆらと揺れるので普通に座るだけでも、体幹トレーニングができる。
このバランスツールの登場以来、体を動かす時間がグンと増えたのはうれしい。そして何より、普通に置いてあってもオシャレなインテリアとして違和感なくリビングになじむところがほかのエクササイズツールとは違うところだ。おかげで邪魔モノ扱いされずに愛されている。値段も手ごろなのでプレゼントとしても喜ばれるのではないだろうか。