やじうまミニレビュー

壁に穴を空けたくない人に! コードレス掃除機をスマートに収納できるスタンド

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 スティッククリーナーをメインで使うようになってから、掃除頻度がグンと上がったのは良いものの、ずっと収納場所に困っていた。自宅で使っているクリーナーは自立しないタイプのため、ソファに立てかけたり、床に横たわらせたりと不格好なしまい方になる。そんなときに見つけたのが、「クリーナースタンド」だ。

自立しないコードレス掃除機を立て掛けられる「クリーナースタンド」

 クリーナースタンドは、伸晃が製造し、ビックカメラグループ限定で販売しているもの。ビックカメラの掃除機売り場を徘徊しているときに、スティッククリーナーがこのスタンドに立てかけられているのを見て、こんな優れものがあるとは……と感動して購入した。

 自宅で使っている掃除機は、東芝ライフスタイルの「TORNEO V cordless VC-CL1300」。東芝のコードレス掃除機は2015年モデルまでは充電台が付属していたのだが、2016年モデルには付いていない。代わりに壁掛け式のホルダーがあるのだが、こちらはネジ止めする必要があり、手間も掛かるし壁に穴を空けたくないので使っていなかった。

 掃除機自体には満足しているのだが、収納が不格好……と悩んでいたので、まさにこのクリーナースタンドは求めていたもの。ただ掃除機を立て掛けるだけのアイテムだが、そのシンプルさが良かった。高さは500~800mmで調節でき、各社の自立しないスティッククリーナーに対応するという。

メーカー名ビックカメラ
製品名クリーナースタンド BKCSBR
実売価格3,758円

 スタンドは組み立てる必要があり、プラスドライバーを別途用意しておく。箱の中には、ベースとフレーム3つ、固定ビスなどが入っている。

 説明書はわかりやすく、細かい注意書きもされている。組み立てに掛かった時間は、女性1人でも10分ほどだった。

フレームやベース、固定ビスなどが入っている。プラスドライバーは別途用意する
説明書はわかりやすい

 組み立てるときは、まずベースに下フレームを取り付ける。下フレームには、このあと上フレームをはめこむので、その際にネジ止めがしやすいように、下フレームのネジ部は後ろにくるように固定する。

 上フレームには赤い線が入っており、これがストップマークになっている。この赤い線が出ないように高さを調節する。高さを決めたらこちらもビスで固定して完成だ。

ベースに下フレームを取り付け、ビスで固定する
下フレームを2つ取り付けたところ
下フレームに上フレームをはめこむ
赤い線がストップマークになっており、このマークが出ないように高さ調節する
組み立て完了。背を低くした状態
ぎりぎりまでフレームを伸ばすと高さはこのくらい

 スティッククリーナーを立て掛けてみると、無事にキレイにハマった。ベースの先端が盛り上がっているので、ヘッド部分もしっかりハマっていて安定感がある。2カ月近く使っているが、今のところ一度も倒れたりしていない。使うときもサッと手に取れるし、片付けるときも何かに引っかかったりすることなく収納できる。

 シンプルなスタンドなので、充電用のケーブルはそのままむき出しになるが、特に気にならない。実は購入するときに、本体色を白かブラウンかで悩んだのだが、クリーナーの色を考えてブラウンにした。実際に部屋に置いてみると、目立ちすぎないので部屋に違和感なく佇んでくれている。自立しないコードレス掃除機の収納場所に悩んでいる人がいたら、ぜひおすすめしたい一品だ。

充電コードはそのままだが、キレイに立て掛けられた
クリーナーのくぼみに、スタンドの上部がはまるように高さを調節した。ちょうど良い
ヘッド部分。ズレることはない

西村 夢音