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東芝、マイディアと共同開発した2in1構造のスティッククリーナー

 東芝ライフスタイルは、マイディアグループと共同開発した2in1タイプのコードレスサイクロン式クリーナー「VC-WL100」を、11月に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は30,000円前後(税抜)。
訂正:初出時、「マイディアと初めて共同開発した製品」との表記がありましたが、こちらは誤りでした。正しくは「マイディアと初めて共同開発したクリーナー」となります。こちら、謝罪して訂正いたします。申し訳ございませんでした。

2in1タイプのコードレスサイクロン式クリーナー「VC-WL100」

 ワンタッチでハンディクリーナーにできる2in1コードレスクリーナー。通常はスティック状態、ソファなどのゴミが気になったときはサッとハンディクリーナーにして掃除できる点が特徴。

 東芝初の2in1タイプのクリーナーとなり、2016年6月に株式の80.1%を譲渡した中国・マイディアグループと共同開発した製品。

通常はスティック状で掃除
ワンタッチでハンディにできるという

マイディアと共同開発した初の白物家電。品質と使いやすさにこだわり

東芝ライフスタイル 執行役員 クリーン事業部長 千田 一臣氏

 東芝ライフスタイル 執行役員 クリーン事業部長 千田 一臣氏は、製品について以下のように述べた。

 「今後クリーナーをグローバルで展開していくことを踏まえ、9月に発売するキャニスター型コードレスクリーナーとともに、世界に向けて発信する製品を目指しました。マイディアとの共同開発製品でもあります。マイディアの工場で作り、東芝ならではの機能とブランドを備えています。品質は当然、使いやすさにもこだわった製品です」

 グリップ部は、使う人の体格に合わせてラクな位置で握れる「らくわざフリーグリップ」を採用。カーブを描いた形状で、姿勢に合わせて握る場所を変えられ、持ちやすくしたという。また、手首を軽くひねるだけでヘッドは左右に約90度旋回。思い通りに操れるとしている。ハンディ時は、持ち手の前後に内蔵部品のモーターとバッテリーを配置することにより、持ちやすく手首への負担が軽減している。

使う人の体格に合わせてラクな位置で握れる「らくわざフリーグリップ」を採用

 ダストカップは丸ごと水洗い可能。フィルターにはティッシュペーパーを挟め、ゴミを付きにくくして手入れが簡単になるという。

 スティック使用時の本体サイズは、264×187×1,080mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.8kg。充電時間は約5.5時間。ハンディ縱橫ブラシ、すき間ノズル、フィルターセットが付属する。カラーはサテンレッド。

自走式「ラクトルパワーヘッド」採用「VC-CL1400」

 また、スティックタイプのコードレスサイクロン式クリーナーの新モデルも9月上旬に発売する。アタッチメントを豊富に用意したフルスペックモデル「VC-CL1400」と、スタンダードモデル「VC-CL400」の2機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、75,000円前後、55,000円前後。

フルスペックモデル「VC-CL1400」
スタンダードモデル「VC-CL400」

 新モデルでは掃除ヘッドを改良し、自走式「ラクトルパワーヘッド」を新たに搭載した。従来機種(VC-CL1300)と比較して、ゴミの吸込み幅を広くし、ゴミ取れを改善している。ブラシは、綿ゴミが絡みにくく汚れが付着しにくい「フッ素加工ブラシ」と、静電気の発生を抑えてゴミ離れをよくし、しっかり取りのぞく「Agブラシ(銀糸)」を組み合わせている。

 共通アタッチメントは、すき間ノズル、丸ブラシ、お手入れブラシ、壁掛け用ホルダー。

 フルスペックモデル「VC-CL1400」のみに付属するアタッチメントは、エアブローノズル、ふとん用ブラシ、付属品用ホース。

従来のヘッド(左)と自走式「ラクトルパワーヘッド」(右)。ゴミの吸込み幅を広くした

 いずれも本体サイズは、266×224×1,030mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.9kg。充電時間は約5時間。連続運転時間はおまかせモードで8~20分、強モードで約8分。

 カラーは、VC-CL1400がグランレッドとグランブロンズの2色。VC-CL400がホワイト。