読者投稿

アナログTV時代のUHFコンバータ 家族だんらんを思い出す

「わたしの思い出家電」は、自宅にある、もしくはあった懐かしい家電製品を、それにまつわる思い出とともに紹介する読者投稿コーナーです(編集部)

メーカー・製品名
ホーチキ UHFコンバータ

投稿者
千葉県 岩日線さん

購入時期
おそらく1972年~1973年頃

購入時の金額
不明

思い出

当方が幼稚園生の頃だったと記憶していますが、初代白黒テレビにはVHFチャンネル(1CH~12CH)チューナーしか搭載していなかったため、住んでいた地区ではNHK2局と地方の1局しか受信できない厳しい仕様でした。

ある日、親父が買ってきた本製品(UHFコンバータ)の導入により、UHFチャンネル(13~62CH)が見られるようになったため、一気に民放局が3つも増えて大喜びした事を思い出します。

UHF中継局は2カ所以上あり、アンテナ切替器も親父が増設。

このコンバータの使用方法としては、ダイヤルで受信したいUHFチャンネルを選局し、VHFの2CHに変換して受信するもので、通常は内蔵チューナー使用のため切替スイッチをVHFに設定し、UHF受信時は切替スイッチをUHFに切り替えて使用します。

コンセントの簡易な作りに時代を感じますね。

このUHFチューナー+白黒テレビの組み合わせにより、初代ヒーロー戦隊等の番組を脳内で色変換して見ていましたが、令和の現在まで保管されていたことを全く認識できておらず、実家の倉庫に眠っているのを発見した時は非常に驚きました。

既に姉、父、母の順番で3名が他界してしまい、私と姉の2名だけになってしまいましたが、5人家族が揃ってテレビを見ていた当時を思い出す、昭和時代の家電品です。

投稿募集

 「わたしの思い出家電」は、読者の皆様の思い出が詰まった懐かしい家電を募集しております。すでに捨ててしまったものでも、写真が残っていればOKです。AV家電でも構いません。

 お名前、お住まいの都道府県、製品名、品番、メーカー、購入時期、購入時の金額、その製品に関する思い出を300字前後でお書き添えの上、製品の画像を 編集部まで電子メールに添付してお送りください。メールの件名(Subject)には「思い出家電」とお書きください。画像の容量に制限はありませんので、なるべく高解像度のものをお送りいただけると幸いです。

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