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コニカミノルタ、有機EL照明パネルの量産を今年秋に開始

量産工場が設置されるコニカミノルタ甲府サイト

 コニカミノルタは、有機EL照明パネルの量産工場を2014年夏までに竣工し、秋には量産を開始する。樹脂基板フレキシブル有機EL照明パネルの量産は世界初としている。

 有機EL照明パネルの量産工場が設置されるのは、山梨県中央市のコニカミノルタ甲府サイト内。生産性に優れたロール・ツー・ロール方式を導入し、白色および調色機能付きの樹脂基板フレキシブル有機EL照明パネルを量産するという。パネルの生産能力は、月産約100万枚。

 生産される有機EL照明パネルの仕様は、白色が150×60×0.35mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5g。調色機能付きが50×30×0.29mm(同)、重量は0.6g。いずれも曲率半径は10mmで、大きく曲げられるのが特徴。

 有機EL照明は、薄く、軽く、面光源であるという特徴をもっており、次世代照明器具の候補に挙げられている。

伊達 浩二