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パイオニアの有機EL照明が資生堂の美容カウンセリングで実用化

OLE-B01
右はリラクゼーションモード時の灯り

 パイオニアは、メーク用有機EL照明「OLE-B01」が、「SHISEIDO THE GINZA」(東京都中央区銀座)の美容カウンセリング用照明として採用されたと発表した。

 OLE-B01は、資生堂ヘア&メーキャップアーティストである大久保紀子氏の監修のもと製品化された資生堂専用モデル。資生堂が4月1日より開始する有料メーキャップコースで使用される。

 自然光に近い光で発色性や視認性が良く、面全体が発光するため目に優しい点が特徴。明るさと色を変化させ様々な光を再現できるため、オフィスやパーティーなど状況に応じたメークをサポートするという。

 機能面では、「自然光」「オフィス」「ラウンジ」の3種類のメークモードや、気分によって変えられる12パターンの「リラクゼーションモード」を採用する。調光/調色は付属のリモコンで操作する。

 本体サイズは160×100×320mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約1.4kg。消費電力は10W。

 またOLE-B01は、3月11日よりパイオニア プラザ銀座にて先行展示される。3月26日と28日には「OLE-B01」を使用したワンポイントメーキャップレッスン体験会が開催される。この体験会では、大久保紀子氏が講師を務める。参加には事前に応募が必要となる。

中野 信二