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東京都など全国28都府県が“本格花粉シーズン”入り

 ウェザーニューズは、東京都などを含む28都府県が、本格的な花粉シーズンに突入したと発表した。

 これらの地域では、同社が設置を進めている独自の花粉観測機「ポールンロボ」による観測で、花粉飛散量が“花粉に敏感でない人でも症状が出始める”としている30個を越えたため、「本格的な花粉シーズンに突入した」と判断された。

3月6日時点の花粉シーズン状況。赤は本格シーズン入り、黄色はシーズン入りしている

 今年は、2月中旬の寒さの影響で、関東地方の本格飛散開始は昨年より12日前後、平年より10日~2週間前後遅くなった。また、大阪府での本格飛散開始は昨年より4日遅く、平年より3日遅くなったという。

 なお、全国12県では、ポールンロボによる観測で、花粉飛散量が“花粉に敏感な人が症状が出始める”としている10個を越えており、「花粉シーズン入り」と判定されている。

 今後は、各地で花粉の飛散量が増えていく見通しとしており、最新の花粉情報を確認し、十分な対策を取るよう勧めている。

今年の花粉飛散開始予想。すでに本州の広い範囲で花粉が飛んでいる

伊達 浩二