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関東のスギ花粉は終盤、ヒノキ花粉がピーク

 ウェザーニューズは、今年の花粉シーズンについて、中間のまとめを発表した。

 今年は、関東から中国地方にかけての広い範囲で、昨年や例年に比べて花粉の飛散量が少ない地域が多かった。関東地方では昨シーズンの30%に留まるところもあるという。しかし、九州、四国、東北などでは、平年を上回る地域もあり、引き続き注意が必要としている。

今年は、平年にくらべて飛散量が少ない地域が多い

 また、花粉の飛散量が少なくなっていても、花粉症の症状がつらいと報告する人の数はあまり変わっておらず、九州や四国では、昨年を上回っているという。その理由として、同社では、1日単位で見れば昨年並の飛散量の日があったこと、花粉症が悪化すると、花粉数が少なくなっても症状が治まるのに時間がかかることを挙げている。

 関東、甲信、近畿などの地域では、スギ花粉の飛散量は少なくなっている。現在はヒノキ花粉がピークを迎えており、4月下旬までは引き続き注意が必要としている。

関東地方では、スギ花粉は終わりかけで、ヒノキ花粉が4月下旬まで続く

伊達 浩二