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タニタ、ジョギングの距離やスピードを測る活動量計

~早歩きを見分けるウォーキング用モデルも登場

EZ-063

 タニタは、ジョギング時の消費カロリーや距離、スピードを測る活動量計「カロリズム EZ-063」を10月1日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4,000円前後。

 家事やデスクワークも含めて1日の総消費エネルギー量を計る活動量計。今回新たに「ジョギングモード」を搭載し、ジョギング時の消費カロリーや距離、時速、経過時間をストップウォッチ感覚で計測できる点が特徴。ジョギング愛好家向けという。

 ジョギングモードではさらに、累計の走行距離や時間、日数も計測できるため、「1カ月にどのくらいの距離を走ったか」を確認したいフルマラソンを目指すランナーに役立つという。

 計測モードには、ジョギング時以外の総消費エネルギー量、脂肪燃焼量、歩数を測定する「メーンモード」も備える。本体サイズは14×75×35mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約27g。

EZ-062

 同時に、早歩きを見分けてウォーキングをサポートする活動量計「カロリズム EZ-062」も発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3,500円前後。

 EZ-062は、歩きと早歩きを自動で判別する独自の「早歩きセンサー」を搭載した点が特徴。自身のウォーキング内容を振り返る際や、早歩きと通常の歩行を交互に繰り返すウォーキングを行なう際に役立つという。

 早歩きの速さのレベルは5段階から設定可能。自分のスピードに合わせられる。段階的にレベルを上げてステップアップすることもできるという。

 本体サイズは13×75×35mm(同)。本体重量は約25g。計測項目は、総消費エネルギー量、合計歩数、合計距離、早歩き歩数、早歩き距離、歩き歩数、歩き距離の7項目。

 GfKの調査によると、タニタが国内で初めて活動量計を販売した2009年度に比べて、2012年度の販売台数は263%に伸び、活動量計の市場は拡大 傾向している。特に健康志向の高まりを受けて、ウォーキングやジョギングをサポートする活動量計が求められていたという。タニタではこれまでにも、ダイ エット向け、アスリート向け、女性向けなどの活動量計している。

小林 樹