タニタ、ダイエット機能を搭載した活動量計“カロリズムダイエット”

 タニタは、ダイエットサポート機能を搭載した活動量計「カロリズムダイエット」と「カロリズムレディ」の2機種を6月1日に発売する。いずれも価格はオープンプライス、市場想定価格はカロリズムダイエットが6,000円前後、カロリズムレディが7,000円前後。

 家事やデスクワークなどの日常動作を含めた総消費カロリーを測定し、数値やグラフで表示する活動量計「カロリズム」の新製品。20~30代の女性をターゲットとしたモデルで、1人1人の生活にあった“ダイエットサポート機能”を搭載した点が特徴。

カロリズムダイエット手のひらにおさまるサイズカロリズムダイエットとカロリズムレディの相違点
女性向けデザインのカロリズムレディ本体背面にはミラーが付いている服に付けるためのマグネットが付属する
総消費消費目標摂取目標
目標達成度摂取カロリーと消費カロリーの目標値を表示する

 ダイエットサポート機能では、「いつまでに何kgやせたいのか」を入力すると、摂取カロリーと消費カロリーの目標値を表示。同時に、目標消費カロリーに対する達成度も表示する。

 また、1週間ごとの運動量によって、摂取カロリーと消費カロリーの目標値を調整する自動調整も行なう。例えば、毎日の運動量が多い人は目標値が高めに設定。逆に、運動量が少ない人は低めに、自動で設定が変更になる。これにより、無理なダイエットを防げるとしている。

女性ダイエットモードでは、やせやすい時期を表示して効果的なダイエットをサポートする

 カロリズムレディでは、女性ダイエットモードも搭載。女性ダイエットモードとは、月経周期を入力することで、痩せやすい時期とそうでない時期を表示してくれる機能のこと。摂取カロリーと消費カロリーの目標値を、周期に応じて自動調整するため、ダイエットサポート機能と連携させれば、より効果的に個人の体調に合わせた健康管理ができるという。

タニタ代表取締役社長谷田千里氏

 タニタ代表取締役社長谷田千里氏は、20~30代の女性でカロリズムを使用している人が増えていることをふまえ、「カロリズムは、これまで累計16万台を売り上げるヒット商品になった。そこで新たに、持ち運びできる健康器具“モバ美(モバビュー)”市場に着目している。多忙な日常の中で、時間や場所を問わず美容や健康の管理をしたいという、新しい女性購買層を期待できる」と話した。

 発表会には、イメージモデルを務める藤井リナさんも登場。女性誌のモデルとして活躍するリナさんは、食べることが大好きで、体型を維持するための食事制限はしていないという。

 そのぶん、日常生活でこまめに歩くことなどを心がけているといい、「カロリズムは、体重の変化がグラフで一目でわかるので、今すぐダイエットしたい人はもちろん、今の体重をキープしたい人にもオススメです」と話していた。

イメージモデルを務める藤井リナさん付属のチェーンで首から提げたカロリズムレディを披露タニタ代表取締役社長谷田千里氏と藤井リナさん

 本体サイズは、カロリズムダイエットが67×32×13mm(幅×奥行き×高さ)、カロリズムレディが66.5×32×13mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量はいずれも約22g。カラーは、カロリズムダイエットがゴールド、マゼンタ、ブラックの3色。カロリズムレディがパールホワイト、パールピンク、パールミントの3色。電源はコイン型リチウム電池1個。

 装着にはネックストラップとマグネットが付属する。なお、カロリズムレディのマグネットはミラーが付いており、ほかにチェーンも付属する。

カロリズムレディにはチェーンも付属。ファッションに合わせて付けられるマグネットで装着したところチェーンで装着したところ






(小林 樹)

2011年5月26日 00:00