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ケンコー、永久帯電のフィルターで空気をキレイにする空気清浄機

 ケンコー・トキナーは、静電気で空気をキレイにするフィルターを搭載した空気清浄機「ウィルスキャッチャー KHB-VC」を、12月19日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円前後。

ウィルスキャッチャー KHB-VC-WH ホワイト
KHB-VC-BK ブラック
KHB-VC-RD レッド

 適用床面積が15畳の空気清浄機で、フィルターに帯電性が永久的に持続する「永久帯電フィルター Electret Film filter」を採用した点が特徴。フィルターの中には、ホコリを捕えるためのプラスとマイナスの電荷が含まれており、マイナスに帯電したホコリはプラス側に、マイナスに帯電したホコリはプラス側に捕集される。こうした静電気の働きにより、花粉・ウイルス・細菌・埃・タバコの煙など、空気中に浮遊している物質が捕集できるという。

 永久帯電フィルターは渦巻状に巻かれ、また表面には突起も設けられている。吸い込んだ空気はフィルター内部をジグザグに通るため、空気の通過時間が長く、ナノサイズの極微細な粉塵や各種ウイルスも捕らえるという。

 フィルターは洗って繰り返して利用できる。また、フィルターの帯電には電源は不要となる。

永久帯電フィルター。洗って繰り返し使用できる
永久帯電フィルターの仕組み
設置場所に合わせて、縦置きでも横置きでも使用できる

 本体のサイズは210×130mm(直径×高さ)で、台座部のサイズは128×70(同)。重量は本体が795gで、台座部が28g。運転モードは強と弱。消費電力は1.5W/0.9W(強/弱)で、1カ月当たりの電気代の目安は23.8円/14.3円(同)。運転音は25dB/18.8dB(同)。設置場所に応じて、縦置きにも対応する。本体カラーは、ブラック、レッド、ホワイトの3種類が用意される。

正藤 慶一