東芝、サイクロン型掃除機7万台を無償交換

~クリーナー内部で発煙発火の恐れ
型名と製造番号の記載位置

 東芝は、サイクロン型掃除機「VC-Y2C(L)」と「VC-H2C(L)」の2機種について、不具合が発生する可能性があるため、無料で回収して同社指定の同等品と交換すると発表した。

 いずれも、2009年10月から2011年3月に製造された製品で、該当する製品は製造番号で判別できる。該当する製品番号は、VC-Y2C(L)が5100001~5168995、VC-H2C(L)が5100001~5104852。対象となる台数は、VC-Y2C(L)が68,995台、VC-H2C(L)が4,852台で、合計73,847台。

 不具合の内容は、高負荷状態で回転中のモーターから、ごくまれに高音のカーボン片がクリーナー内部に飛んで、排気フィルターに付着した場合に、発煙・発火する可能性があるという。

 原因は、通常難燃性材料を使用する排気フィルターに、上記2機種のみ誤って、非難燃性材料を使用したことだという。

 問い合わせ窓口は、「東芝クリーナー(電気掃除機)受付センター」で、電話にて受け付ける。電話番号はTel.0120-060-403(フリーダイヤル)。

 受付時間は、11月28日午前9時から。12月14日までは9時~20時まで毎日。それ以降は、9時~18時の平日で、土日祝日、年末年始などは除く。



(伊達 浩二)

2012年11月27日 16:14