ゼンケン、栄養素を残しながら絞る低速回転ジューサー

【訂正版】
VEGEFULLⅡ(ベジフルツー) ZJ-VC1

 ゼンケンは、栄養素を残しながら絞る低速回転ジューサー「VEGEFULLⅡ(ベジフルツー) ZJ-VC1」を7月2日より発売する。希望小売価格は39,800円。

 野菜や果物のフレッシュジュースが作れるジューサーの新製品。VEGEFULLⅡでは、スクリューで食材を押しつぶす毎分80回転の低速絞り方式を採用している点が特徴。低速でゆっくり絞ることで、酸化しやすいビタミンなどの栄養素が保持しやすいという。VEGEFULLⅡで作ったフレッシュジュースは、ビタミンやポリフェノールなどの抗酸化力が豊富で、トマトジュースの場合、市販の製品の約2倍、リンゴジュースの場合約1.5倍含まれているという。

 また、低速回転することで、絞りカスが少なく、ジュースをたっぷり絞れるという利点もある。ミニトマト15個(約160g)を絞った時のジュースの量は、従来の高速回転式が約70ccに対して、VEGEFULLⅡでは約130ccで、絞りカスは従来の約1/3の約25gと少ない。

 刃を使っていないため、手入れが楽で、メンテナンス性にも優れているという。独自の構造により食材の繊維が中に溜まりにくく、ジュースを連続して絞ることができる。なお、異なる食材のジュースを連続して作る時に便利な簡易洗浄機能も備える。

 使い勝手の面では、食材を投入しやすい「ワイド投入口」を採用するほか、ジュースが垂れるのを防ぐ「出口キャップ」、細かい繊維まで取り除く「こし網」が付属する。

食材を投入しやすい「ワイド投入口」を採用する使用イメージ

 本体サイズは160×226×408mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約6.2kg。消費電力は150W/140W(50Hz/60Hz)。本体にはジュースレシピと、絞りカス(繊維)を使ったレシピが紹介されたレシピブックが付属する。電源コードの長さは約1.5m。

【6月22日お詫びと訂正】22日付でメーカーより、回転数(70→80)およびサイズと重量について、発表内容が訂正されましたので、修正いたしました。






(阿部 夏子)

2012年6月19日 16:48