パナソニック、内蔵メモリーに120分の録音ができるコードレス電話

~「エコナビ」搭載で消費電力を削減
RU・RU・RU(ルルル) VE-GD71DL

 パナソニックは、内蔵メモリーの容量を拡大したコードレス電話機「RU・RU・RU(ルルル) VE-GD71」を、5月17日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、子機1台タイプの「VE-GD71DL」が15,000円前後、2台タイプの「VE-GD71DW」が25,000円前後。

 国際的な無線通信規格「DECT」に準拠したコードレス電話機で、新製品では親機の内蔵メモリーの容量を拡大した点が特徴。伝言メッセージや通話などが約120分間まで録音できるという。

 親機ではこのほか、節電機能の「エコナビ」も搭載。親機が自動的に周囲の電波状況を検知し、電波環境が良好な場合には、待機時および子機の通話時の消費電力を低減する。エコナビでは、待機時は最大で約10%、子機通話時は約15%の消費電力が削減できるという。なお、エコナビで消費電力を削減している場合は、親機の液晶に「エコナビ」マークを表示する。

 子機では、液晶を約2.1型の大型液晶を採用。従来品「VE-GP55」シリーズと比べて、大きさが約2.7倍になるという。白色のバックライトも備えている。

 また、DECT準拠法式の窓センサーとの連携にも対応。窓が開いた時には、親機と子機が報知音を鳴らす。窓センサーは別売りで、最大20台まで接続可能。さらに、DECT準拠方式のワイヤレスモニター付きテレビドアホンとも、ワイヤレスで連携できる。

 このほか、着信音が聞こえにくい状況でもわかりやすいよう、着信時は親機のアンテナ部にある青いLEDランプが点灯する。

 親機の本体サイズは160×200×79mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約660g。消費電力は待機時が約0.6W、最大時が約2.5W。本体カラーはシルバー。

 子機の本体サイズは48×30×175mm(同)で、重量は約150g。電源は専用のニッケル水素電池。消費電力は待機時が約0.3W、充電時が約0.8W。連続通話時間は約5時間、待受時間は約150時間。充電時間は約10時間。使用可能距離の目安は約100m。

 下位モデルとして、録音時間が最大12分で、子機の液晶が約1.8型の「VE-GD31」も、同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は子機1台タイプの「VE-GD31DL」が10,000円前後、2台タイプの「VE-GD31DW」が20,000円前後。エコナビ機能は省かれている。本体カラーはホワイトとピンク。

VE-GD31DL ホワイトピンク





(正藤 慶一)

2012年4月10日 15:12