デロンギ、50年代のイタリアをイメージした家電シリーズ“アイコナ”

“icona(アイコナ) コレクション”左からポップアップトースター、エスプレッソカプチーノメーカー、電気ケトル

 デロンギジャパンは、1950年台のイタリアをイメージした調理家電シリーズ“icona(アイコナ) コレクション”を発表した。電気ケトル、ポップアップトースター、エスプレッソ・カプチーノメーカーからなる調理家電シリーズで、デンキケトルとポップアップトースターは発売中、エスプレッソ・カプチーノメーカーは4月からの発売となる。

 1950年代のイタリアをイメージしたという丸みのあるクラシカルなデザインを採用したほか、本体カラーはイタリアの名所・青の洞窟をイメージした「Azzurro Blue(アズーロブルー)」で統一している。iconaとは、イタリア語でアイコン(象徴)という意味で、1950年代のイタリアを象徴するような家電製品という意味でネーミングしたという。

 本体ボディはいずれも、耐久性の高いメタルボディを採用。独特の艶が高級感を演出するという。

容量1.7Lまで対応する大容量タイプの電気ケトル

 「icona コレクション 電気ケトル KBO2001J-B」は、容量1.7Lの電気ケトル。希望小売価格は18,900円。

 最小300mlから最大1.7Lまで対応する大容量タイプの電気ケトル。中の水量が確認できるように、本体取っ手側には1L/1.2L/1.5L/1.7Lの4段階の目盛りを設ける。1.7Lのお湯を沸かすのにかかる時間は約9分半。

icona コレクション 電気ケトル KBO2001J-Bスタンドから持ち上げたところ注ぎ口には異物の取り外し可能なフィルターを備える

 安全性では沸騰後自動で電源が切れる「自動電源オフ」機能、水が入っていない状態や水量が少ない状態では起動しない「空だき防止」機能などを搭載する。

 本体サイズは180×230×270mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1.3kg。最大消費電力は1,200W。

冷凍パン対応のポップアップトースター

 「icona コレクション ポップアップトースター CTO2003J-B」は、冷凍パンを解凍しながら焼けるポップアップタイプのトースター。希望小売価格は18,900円。

 1~6まで無段階で焼き目の調節ができるポップアップトースター。冷凍したパンを解凍しながら焼く「冷凍パン」機能、一度焼いたパンの温め直しができる「温めなおし」機能を搭載する。

 パンを差し込むスロット部分は、10枚切りから4枚切りまで対応のワイドタイプを採用。焼きあがったパンを上に持ち上げて、取り出しやすくする「エクストラリフト」機能を備える。また、未使用時にホコリなどが入るのを防ぐ専用のカバーが付属する。

 本体サイズは195×330×210mm(同)で、重量は2kg。最大消費電力は900W。

icona コレクション ポップアップトースター CTO2003J-B焼き加減は1~6まで無段階で調節できるスロットは4枚切りまで対応するワイドタイプ

高気圧でプロの味を再現するエスプレッソ・カプチーノメーカー

 「icona コレクション エスプレッソ・カプチーノメーカー ECO310B」は、業務用と同じポンプ式抽出採用のエスプレッソメーカー。希望小売価格は37,800円。

 カフェポッド用(1杯分のコーヒー粉がパックになったもの)、パウダー用それぞれの専用ホルダーを備えるほか、ミルクを泡立てるスチームノズルを搭載するなど、本格的な機能を備えるのが特徴。本体にはホルダー2種類と、フィルター3種類、計量スプーンが付属する。

icona コレクション エスプレッソ・カプチーノメーカー ECO310Bカフェポッド用、パウダー用それぞれの専用ホルダーを備えるミルクを泡立てるスチームノズル

 抽出方式は、業務用マシンと同じ「ポンプ式抽出」採用で、抽出時の圧力や湯温はエスプレッソ抽出に最適とされる9気圧、90℃となっている。

 本体サイズは265×290×325mm(同)で、重量は4kg。最大消費電力は1,050W。

 なお、デロンギでは、1950年代のイタリアをイメージしてデザインされ、イタリア映画の大女優ジーナ・ロロブリジーダにちなんで名付けられたシリーズ「ジーナコレクション」も過去に展開している。



(阿部 夏子)

2011年2月18日 13:28