東芝、コンパクトで扱いやすい紙パック式掃除機

~サイクロン式も同時発売
「VC-PA9」

 東芝ホームアプライアンスは、重量3.2kgのコンパクトな紙パック式掃除機「VC-PA9」を2月1日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万円前後。

 扱いやすさに配慮して、本体サイズをコンパクトにした紙パック式掃除機。紙パック式掃除機のユーザーから要望が高い、排気のニオイの配慮して、紙パック内部に溜まったニオイを脱臭する「光触媒脱臭フィルター」を搭載した。光触媒脱臭フィルターはペットのニオイの主成分であるアンモニア臭を約90%分解・脱臭できるほか、0.5μm以上の微細塵も約99%捉えることができるという。

 操作性では、人間工学に基づき腕に負担が少ない形状を採用した「らくわざグリップ」を採用。また、本体を持ち上げる時に便利な「らくわざハンドル」も本体に搭載する。

らくわざグリップわくわざハンドル

 運転モードでは、少ない消費電力で吸引力を維持する「エコモード」を搭載。強モードに比べ、消費電力を約35%削減できるという。

 ヘッド部分は、モーター駆動の回転ブラシを備えた「ふきふきワイパーヘッドブラシ」を搭載する。ヘッド部分のワイパーがじゅうたんなどに含まれるゴミをかき出して掃除できるという。

 本体サイズは252×298×214mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3.2kg。消費電力は1,000W。集じん容量は1.4L。運転音は68dB。本体カラーはレディッシュゴールドとメタリックピンク。

メタリックピンクレディッシュゴールド

 下位機種として、ワイパーが付いていない「軽量コンパクトヘッド」と搭載した「VC-PA8」と、ヘッドがモーター駆動ではなく、エコモードが省略された「VC-PA7E」が同時発売される。価格はオープンプライス。店頭予想価格はVC-PA8が25,000円前後、VC-PA7Eが20,000円前後。本体カラーはいずれもブルー。

VC-PA8VC-PA7E

 また、同シリーズのサイクロン式掃除機「VC-CA9」「VC-CA8E」の2機種も2月1日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格はヘッドがモーター駆動のVC-CA9が28,000円前後、ヘッドがエアー駆動のVC-CA8Eが23,000円前後。

「VC-CA9」メタリックピンク「VC-CA8E」ブルー

 同社独自の「ダブルエアロサイクロン」機構を搭載したサイクロン式掃除機。ダストカップのフィルターを、背面と側面だけでなく底面にも設けることで、吸気の通る面積が増え、吸い込む風量が多くなるという。吸込仕事率は最大600W。

 排気対策としてはダニや花粉などの活動を抑制するイチョウ葉エキス入りの「フラボノイドフィルター」を採用。0.5μm以上の微細塵を約99.9%捕えることができるという。

 使い勝手の面では、腕に負担が少ない「らくわざグリップ」「らくわざハンドル」を採用する。

 VC-CA9の本体サイズは254×345×219mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3.8kg。消費電力は1,000W。集じん容量は0.35L。本体カラーはメタリックピンク。





(阿部 夏子)

2011年1月13日 15:09