象印、強火/中火/弱火がワンタッチで選べる卓上IH調理器

EZ-HA26

 象印マホービンは、強火/中火/弱火がワンタッチで選べる卓上IH調理器「EZ-HA26」を12月11日より発売する。希望小売価格は25,200円。

 強火/中火/弱火をダイレクトに切り替えることができる「ワンタッチ火加減調節ボタン」搭載の卓上IH調理器。従来の卓上IH調理器は、温度調節のためにボタンを何度も押す必要があったため、調理中の火加減を調節するのに手間がかかるという問題があった。

 象印では、これらの問題を踏まえ、従来ビルトインタイプのIH調理器にのみ搭載されていた、ワンタッチで火加減を調節できる機能を卓上タイプに初めて搭載した。ワンタッチ火加減調節ボタンでは、強火/中火/弱火の3つから温度を調節するため、何度もボタンを押す必要がなく、直感的な操作ができるという。

 そのほか運転モードとしては、弱から強まで9段階で調理温度を調節できる「9段階火加減調節」機能、140℃~200℃まで10℃単位で温度を調節できる「揚げ物機能」、お湯が沸くと自動で電源が切れる「湯沸かし機能」、鍋底の温度を検知して自動で火加減を調節する「煮込みモード」などを備える。

 使いやすさの面では、傷が付きにくく、手入れが楽な「ガラストッププレート」を天面に採用するほか、運転状況を確認しやすい「液晶表示」を搭載する。また、1分~9時間55分まで設定できる「調理タイマー」機能を搭載。タイマー完了時や揚げ物完了時、湯沸かし完了時には「お知らせメロディー」が流れる。

 安全性の面では、「切り忘れ防止機能」、「からだき防止機能」、鍋を置いてない時に自動で電源が切れる「鍋なし検知機能」、スプーンなどの小物を検知し自動で電源が切れる「小物検知機能」など充実した安全機構を備える。また、電源プラグは手足を引っかけるとすぐにプラグが外れるマグネットプラグを採用する。

 本体サイズは320×360×45mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.9kg。消費電力は1,300W。電源コードの長さは1.9m。本体カラーはダークブラウン。

EZ-HE26

 下位機種として、トッププレートの素材がセラミックの「EZ-HE26」も同時発売する。希望小売価格は21,000円。本体カラーはホワイト。湯沸かし機能、お知らせメロディー機能など一部の機能も省略されている。






(阿部 夏子)

2010年12月7日 16:28