フィリップス、ワンタッチで光色が選べるLEDインテリアライト
「Living Colors」を公開

フィリップスのLEDインテリアライト「Living Colors」。日本では未発売

 フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、光色がワンタッチで選べるインテリアライト「Living Colors(リビングカラーズ)」を、東京・代官山で行なわれているイベント「LLOVE」にて公開している。海外では発売中だが、日本では未発売で、今後の発売も未定という。Amazon.comでの販売価格は199ドル(約1万5千円)。

 リビングカラーズは、リモコンにある円形のカラーパレットにタッチすることで、触れた部分の色の光を放つLEDインテリアライト。リモコンでは調光や彩度の増減もできる。

 フィリップスのホームページによると、リビングカラーズには2つの赤色LEDと青色と緑色のLEDという、合計4つのLEDが搭載されており、これらを明るくしたり暗くして調節することにより、約1,600万色の色が演出できるとしている。

球形で透明のボディの中に、LEDユニットが封じ込められている。電源はAC100Vを使用していたカラーを操作するリモコン。虹色のカラーパレットに触れることで、光色を任意に変えられる

カラーパレットに触れ、色を変えているところ

iPodを操作するようにパレットをホイールすると、光色が無段階で変わっていく

調光はリモコン下部のパネルで行なう

パレット中央部のパネルでは、色の彩度が調節できる
リモコン裏側のボタンは主電源リビングカラーズはホテル客室空間の演出に使用されている

 リビングカラーズが展示されたイベント「LLOVE」は、日本とオランダのクリエイター8人がホテルの客室空間を演出するというもの。客室ではリビングカラーズのほか、フィリップスのLED間接照明や棚下照明が展示されている部屋もあった。また、1階のカフェでは、イタリアの家電メーカー「Saeco(サエコ)」の高級エスプレッソマシン「XELSIS Stainless steel(エクセルシス ステンレススチール) SUP038」も用意されていた。サエコは2009年よりフィリップス傘下に入っている。SUP038は日本でも発売中で、希望小売価格は298,000円。

 LLOVEの開催期間は10月22日から11月23日まで。会場は東京都渋谷区恵比寿西1-36-10。展示見学は無料だが、事前にWebで公開された電話番号による予約が必要になる。客室は宿泊も可能で、ダブルは1泊14,800円から、シングルは1泊8,800円から。

このほかの照明器具も、客室の演出に使用されている。写真は棚下照明器具のLED「eW Profile Powercore」こちらはLED間接照明の「eW Cove Powercore」LEDを等間隔で並べることで、面で発光しているように見せている
こちらはSaecoのエスプレッソマシン「SUP038」。Saecoは2009年にフィリップス傘下に入ったコーヒー豆を直接挽いてエスプレッソを作る。味はとても濃厚だコーヒーの粉を使うこともできる

Living Colors フォトギャラリー






(正藤 慶一)

2010年11月1日 14:14