象印、“空気清浄機に見えない”キューブ型の小型空気清浄機

PA-DA08 ホワイト(左)とピンク(右)

 象印マホービンは、インテリア雑貨感覚でテーブルや棚に置ける小型の空気清浄機「PA-DA08」を、9月11日に発売する。希望小売価格は21,000円。

 適用床面積8畳の空気清浄機で、本体サイズが250×250×260mm(幅×奥行き×高さ)と、キューブ形でコンパクトなデザインが特徴。寝室のベッドサイド、テーブルや棚といった、狭いスペースにも設置できるという。同社ではデザインについて、“空気清浄機に見えない、インテリア雑貨感覚のフォルム”としている。

 また、部屋の照明を暗くすると静音運転に切り替わり、点灯すると元の運転に戻る「光センサー」機能も搭載。同時に操作パネルのランプも輝度も落ちるため、睡眠中でも快適に使用できるという。

 センサーではこのほか、「花粉・ホコリセンサー」も採用。花粉やホコリを感知すると、自動で風量を上げ、空気がキレイになった後は静音モードに切り替わる仕様となっている。

 運転モードには、花粉対策のための「花粉自動」モードを搭載。これは、はじめに17分間急速運転を行ない、空気を入れ替えた後は43分間の静音運転に移行、その後は、35分間の標準運転と、25分間の静音運転を繰り返すというもの。運転中にセンサーが花粉を感知した場合は、汚れに応じて風量を切り替える。

 フィルターには、「Ag+除菌&ポリフェノール空気清浄フィルター」を用意。フィルターが捕らえたウイルスや雑菌は銀イオンの働きで抑制し、花粉やダニの死骸といったアレル物質は、ポリフェノールの力で作用を抑制するという。フィルターの交換の目安は2年。

 重量は3kg。空気清浄時間は、8畳の場合で30分。消費電力は最大26W、風量は最大1.9立方m/分。運転音は19/34/45dB(静音/標準/急速)。本体カラーはホワイトとレッド。



(正藤 慶一)

2010年8月9日 16:41