オムロン、Bluetooth内蔵の体組成計/血圧計など

~HDP準拠で測定データをPCに転送

コンティニュア準拠のBluetoothを搭載した体組成計「カラダスキャン HBF-206IT」
 オムロンヘルスケアは、Bluetoothで測定データをパソコンに転送する体組成計「カラダスキャン HBF-206IT」、血圧計「HEM-7081IT」、歩数計用の通信アダプタ「HHX-IT1」を、健康サービス事業者向けに3月12日に発売する。

 在宅医療のサービス事業者や保健指導事業者向けに販売される測定器具で、Bluetoothを使って計測データをパソコンに送ることで、ウェブを利用した健康サービスなどが利用できる。なおデータ通信のフォーマットは、業界団体「Continua Health Alliance(コンティニュア ヘルス アライアンス)」が制定するコンティニュアプロファイル(HDP)とシリアルポートプロファイル(SPP)に準拠している。

 希望小売価格は、体組成計が30,000円、血圧計が25,000円、歩数計用通信アダプタが10,000円。歩数計用アダプタは、同社の歩数計「HJ-720IT」が接続できる。

血圧計 HEM-7081IT歩数計「HJ-720IT」(下)と、通信用アダプタ「HHX-IT1」コンティニュア対応のBluetoothモジュールが搭載されている

 コンティニュア ヘルス アライアンスは、医療機器や健康サービスを連携することで健康管理を支援するNPO法人。2月17日には、訪問看護や健診時の健康データ収集にコンティニュア規格の血圧計・体重計を使用するサービスが開始された。



(正藤 慶一)

2010年2月17日 16:28