東芝の電子レンジで火花が発生、無償で部品交換
対象となる電子レンジ「ER-C5」「ER-AE5」の、機種名表示位置 |
部品交換の対象となる製品は、同社が2004年12月から2005年12月まで製造した電子レンジ「ER-C5」と「ER-AE5」。このうち一部の製品において、オーブン内右側面の「導波板カバー」に導電性の物質が混入したことが原因で、ごくまれに庫内で火花が発生することが分かったという。
東芝では、この火花が発火事故に繋がることはないというが、より安心して使用するために、当該製品の部品を無料で交換、修理すると発表。対象製品のユーザーに対し、東芝のホームページで公開されている電話窓口への連絡を呼びかけている。
同社ではまた、導波板カバーに汚れが付着した場合、オーブン用のトレイなど金属物を庫内に入れた場合にも、ごくまれに火花が発生するとしている。ユーザーに対しては、付着した汚れは拭き取り、トレーなどを使用する際はレンジ調理で使用可能なものかを確認するよう注意を促している。
(正藤 慶一)
2009年10月28日 14:53
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