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アイリスが食洗機に参入。幅30cmの超スリムなビルトイン

LiBish slim30(リビッシュ スリムサーティ)

アイリスオーヤマは、ビルトイン食器洗い乾燥機市場に新規参入し、業界最小幅30cmを実現した「LiBish slim30(リビッシュ スリムサーティ)」を4月1日に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は28万円前後(工事費別)。

幅30cmのコンパクト設計ながら、約6人分、最大44点の食器を収納できるフロントオープン型モデル。都市部の狭小キッチンにも設置しやすく、従来の45cm幅モデルと比べて空間を有効活用できる。

幅30cmのコンパクト設計

2023年より本格参入したハウジング事業において、既存のビルトインIHクッキングヒーターやテレビドアホン、宅配ボックスなどに続いて、初めてビルトイン食器洗い乾燥機を投入。共働き世帯数の増加や光熱費の高騰などを背景に、家事の負担軽減や省エネにつながる食洗機市場に参入する。昨今の住宅の狭小化を受けて、ビルトインで国内の業界最小幅という30cmのモデルの製品化に至った。

4本のノズルで汚れに水流を当てる

新モデルの庫内は上下2段のかご構造を採用し、限られたスペースでもファミリー世帯に対応する容量を確保した。

庫内
約6人分の食器を収納できる

洗浄機能として「2×2パワフルジェット除菌洗浄」を採用。4本のノズルから噴射される水流で汚れにアプローチし、約65℃の温水洗浄により、食器に付着した菌を99.9%除菌するという。

2段の水流で洗浄

また、庫内ヒーターを使わない「ヒートセパレート構造」を採用。食器の変色や変形リスク、残菜臭の軽減を図っている。

庫外に乾燥ヒーターを備える

庫内センサーが食器量を検知して自動で運転を最適化する「エコ節洗モード」を搭載。食器の量は洗浄中の湯の温度変化を元に推測するもので、少量と検知した時には洗浄工程を調整し、水使用量を約25%、電力量を約18%削減できるとしている。このモードは標準コース運転時に自動で適用される。

エコ節洗モードを搭載
操作/表示部

本体サイズは約298×588×805~855mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約25kg。電源はAC100V対応。

LiBish slim30を紹介したアイリスオーヤマのBtoB事業部 ハウジング事業部 石川修 事業部長

同社はビルトイン食洗機の市場規模について2034年までに、5~8%程度の成長を予測。

製品名のLiBishには、「~WashにLibertyを~」という思いが込められている。キッチン空間をより自由に使えることや、キッチンの選択肢を広げること、家事以外の自由な時間を生むことなどを実現。食洗機の国内普及率は2025年時点で約37%と海外に比べて低い中で、新モデルにより普及拡大につなげていくという。