ニュース
ダイソン、最長40分使えるコードレスクリーナー「V8」シリーズ
(2016/5/17 13:26)
ダイソンは、吸引力がさらにアップしたコードレスクリーナー「ダイソン V8」シリーズを、5月27日に発売する。ソフトタイプのヘッドを採用した「フラフィ」モデル2機種、カーペットの掃除に適した「アニマルプロ」、ハイエンドモデル「アブソリュート」の計4機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は76,800~96,800円(税抜)。
新開発のデジタルモーター「V8」を採用したコードレスクリーナー。小型ながら最大11万回転/分し、従来モデル「V6」シリーズと比較して最大吸引力は15%アップし、115AWを実現している。
連続運転時間も、約2倍に向上した。よりエネルギー密度が高いリチウムイオンバッテリー(ニッケル・コバルト・アルミニウム)を新採用し、最大40分の連続運転が可能になった(通常モード/モーター駆動のヘッド非使用時)。
なお、通常モードにおける、モーター駆動のヘッド使用時の運転時間は、ダイレクトドライブクリーナーヘッド使用時が約25分。ソフトローラークリーナーへッド使用時が約30分。強モードでの使用時間は共通で、最大7分。充電時間は約5時間。
電池残量を表示するインジケーターも新たに備えた。運転中や充電中に、電池残量を確認できる。
ゴミ捨て機構を刷新し、ホコリに触れずに排出
また、ゴミ捨ての機構を刷新し、付着したゴミやほこりに触れることなく捨てられるようになった。本体上部のレバーを引き上げると、ゴム製スクレイバーがシュラウド(サイクロン機構下部の網目部)に付着したゴミをこそぎ落とす。さらに引き上げると、カップが開いてゴミが排出される。
静音性にも配慮し、内部の風路を再設計することで「V6シリーズ」と比較して運転音は約50%低減。音響工学に基づく設計により、音質を改善したという。
集じん機能では、独自のサイクロン機構を採用。2層に配置された15個のサイクロンが強力な遠心力を生み出し、ゴミやホコリを空気から分離してダストカップに弾き飛ばす。このほか、独自のフィルターにより、0.3μmの微細な粒子も99.97%以上キャッチし、部屋の空気よりもキレイな空気を排出するという。
ヘッドは、大小さまざまなゴミを捉えるソフトタイプの「ソフトローラークリーナーヘッド」と、固いナイロンブラシでカーペットに入り込んだホコリやペットの毛まで掻き取る「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」の2種類を用意。
「V8 フラフィ」と「V8 フラフィ プラス」は、ソフトローラークリーナーヘッドを採用。価格は順に、76,800円、86,800円。
「V8 アニマルプロ」は、ダイレクトドライブクリーナーヘッドを採用。価格は86,800円。
「V8 アブソリュート」は、ソフトローラークリーナーヘッドとダイレクトドライブクリーナーヘッド、いずれも用意する。価格は96,800円。いずれも税抜。
アタッチメントは、「V8 フラフィ」には、収納用ブラケット、コンビネーションノズル、隙間ノズル、ミニモーターヘッドが付属。ほか3機種にはさらに、フトンツール、ハードブラシ、延長ホースが付属する。
本体サイズは、250×1,244×224mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.61kg(パイプ、ソフトローラークリーナーヘッド装着時)。