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ダイソン、高機能はそのままに価格を抑えたコードレススティッククリーナー「V7」
2017年5月18日 16:35
ダイソンは、コードレススティッククリーナーの新モデルとして、「V7」シリーズを5月25日より発売する。付属のクリーナーヘッドの種類が異なる2機種で、カーペットなどに付着したゴミも強力に掻き出す「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」が付属する「V7 アニマルプロ」と、大きなゴミから微細なゴミまで残さず取り除く「ソフトローラークリーナーヘッド」が付属する「V7 フラフィ」の2機種で、価格はオープンプライス。店頭参考価格はいずれも65,800円。
ダイソンのコードレススティッククリーナーのスタンダードモデルに当たる製品。最上位モデルに当たる「V8」と同等の使いやすさを備えながらも価格を抑えた点が特徴。本体には、従来から制御の方法を変えたV7モーターを搭載。運転時間は約30分(通常モード)で、下位モデルの「V6」に比べると約50%の静音性を実現している。
使い勝手では、クリアビン内部のシュラウド(サイクロン機構下部の網目部分)に付着したゴミを、ゴム製のスクレイパーでこそぎ落とすゴミ捨て機能を採用。これは、最上位モデルのV8にも採用されているもので、付着したゴミやホコリに触れることなく、ゴミ捨てできるという。
排気性能については、03μmの微細な粒子を99.97%捕らえ、きれいな空気を排出する。
本体サイズは、250×210×1,243mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.4kg。充電時間は約3.5時間。ミニモーターヘッド、コンビネーションノズル、すき間ノズル、収納用ブラケットが付属する。
V7発売に合わせて来日した、ダイソン グローバルカテゴリーディレクター フロアーケア John Churchill(ジョン チャーチル)氏は、「我々は2011年にコードレススティッククリーナー『DC35』を出してから、毎年新しいコードレススティッククリーナーを出してきた。最上位機種であるV8は、ダイソン史上もっとも売れ行きの早い掃除機として、世界中で高い評価を受けている。V7は、V8で好調だった機能を落とし込んだスタンダードモデル。この製品を作るために20名のチームで約800台のプロトタイプを作り、1,000個以上の電池パックをテストした」と語った。
会場では、ダイソン日本法人の代表取締役を務める麻野信弘氏も登壇した。ダイソンは、1998年より日本で展開し、来年で20周年を迎えるという。
「特に2011年にDC35をローンチしてから好調で、我々がコードレススティッククリーナーの市場を造ってきたと自負している。現在、日本では320万世帯がダイソンのコードレススティックを使っており、この数字はまだまだ伸びると確信している」と自信を見せた。