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エアコンの温度設定に問題があると夫婦の距離が遠くなる~三菱調査

 三菱電機は、20~60代のパートナーと同居する男女500人を対象に、「夫婦の快適気温と仲良し・イライラ実態調査」を実施した。

 調査によると、「パートナーに対してイラッとすること」という問いに対しては、1位「家電製品のつけっぱなし(57.4%)」、2位「照明のつけっぱなし(55.5%)」、3位「エアコンの温度設定(50.7%)」という結果になった。

「パートナーに対してイラッとすること」結果

 中でも、「エアコンの温度設定」でイラッとするポイントには、男性は同居する女性に対して「自分の理想とする温度よりも1~3℃高い」(59.1%)という結果になった。反対に女性は、男性に対して「自分の理想とする温度よりも1~3℃低い」(49.6%)と回答。3℃以内の温度差でイライラする人は全体で35.5%にあたり、世の中の夫婦の3組に1組が温度差でイライラしているという。

 なお、エアコンの温度差で不和が生じた場合、男性の約6割が「自分が妥協して、パートナーの希望温度に設定する」と回答。夫婦間のエアコン温度設定問題は、夫が折れるのが定石になっているとする。

 また、エアコンの温度設定と夫婦の距離感も調査。テレビを一緒に見るときの夫婦の距離は、エアコンの温度設定でイライラする夫婦は1.32m、イライラしない夫婦は1.03mという結果になった。エアコンの温度設定問題は、夫婦の距離感も遠ざけるとしている。

夫が折れるパターンが多いという
温度設定でイライラする夫婦は距離も遠い

 三菱電機では、こうした問題はルームエアコン「霧ヶ峰」が解決してくれるという。

 8月に発表した「霧ヶ峰 FZシリーズ」は、2基のプロペラファンによる「パーソナルツインフロー」を採用した点が特徴。左右独立して駆動するため、それぞれ風量を制御でき、同じ部屋に異なる2つの温度空間を作り出せる。温度の感じ方の違う、家族一人ひとりの快適性を実現するという。

霧ヶ峰 FZシリーズ
「パーソナルツインフロー」で、同じ部屋に異なる2つの温度空間を作り出す

西村 夢音