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本物の土からできた土鍋で炊く圧力IH炊飯器

土鍋圧力IH炊飯ジャー 炊きたて JKX-V型

 タイガー魔法瓶は、本物の土鍋を内釜に採用した圧力IH炊飯器「土鍋圧力IH炊飯ジャー 炊きたて JKX-V型」を8月21日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5.5合炊きのJKX-V100が89,800円(税抜)。1升炊きのJKX-V150が91,800円(同)。

 内釜に土鍋を採用した土鍋シリーズの高級炊飯器。2014年モデルでは、蒸らし効果を高める陶器素材の「遠赤土鍋プレート」を、本体内側の底面に搭載した点が特徴。炊き上げ時に釜底から放出された輻射熱を蓄熱し、蒸らし工程で熱を放出して土鍋に戻す。これにより、ごはんの粒を立たせてふっくらと炊きあげるという。

陶器素材の「遠赤土鍋プレート」を採用し、蒸らし効果を高める
香ばしい土鍋おこげを味わえるよう、火加減を調節できる

 内釜の「本土鍋」は、素焼きの陶器に釉薬をかけて三度焼き、表面を6層コートで仕上げている。これにより、蓄熱性が高く、沸とうが継続する。また細かく強い泡立ちによって、芯からふっくらとした土鍋ごはんが炊けるという。

内釜には、三度焼いて6層コートで仕上げた本土鍋を採用している

 圧力機能では、1.25気圧と1.05気圧を切り替える独自の「可変W圧力」機能を搭載する。1.25気圧の圧力をかけて、米のねばりともちもちした弾力を引き出す。さらに、炊きあげ工程の後半で1.05気圧まで一気に減圧し、高温で炊きあげて、ごはんのべたつきを抑えるという。

 機能面ではほかに、火加減を3段階で切り替える機能を搭載し、香ばしい土鍋おこげを味わえるという。

 5.5合炊きのJKX-V100の本体サイズは約265×309×251mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約6.8kg。炊飯容量は0.18~1L。最大消費電力は1,180W。カラーはブラック。

土鍋圧力IH炊飯ジャー 炊きたて JKX-V型

 同社では、圧力機能を搭載しないIH炊飯器「土鍋IH炊飯ジャー 炊きたて JKN-R型」も7月21日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5.5合炊きのJKN-R100が74,800円(税抜)。1升炊きのJKN-R150が76,800円(同)。

 圧力をかけない代わりに、釜全体を包み込むように加熱する「熱風循環システム」を搭載している。熱をムラなく行き渡らせ、美味しく炊き上げるという。

小林 樹