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イザというときに約74時間電気が使えるプロパンガス発電機

 ホンダは、家庭用のプロパンガス(LPガス)を燃料とするポータブル発電機「EU15iGP」を6月から、LPガス事業者向けに供給する。

「EU15iGP」
本体側面

 LPガスを燃料とする発電機は、ホンダとしては2台目。前モデルのEU9i GPよりも大きい1.5kVAの発電量を持ち、消費電力がおよそ1,500W以下の電気機器が使用できる。さらに、2台を並列で接続する並列運転機能により、最大3kVAの出力が可能となる。

 主に非常時に備えた防災用の電源として想定された製品。燃料にLPガス50kgを使用した場合、約74時間の発電ができる。

 想定用途は、ガス給湯器など家庭用LPガス機器の作動電源を始め、テレビやパソコンなどの情報通信機器、LED電球などの照明機器など。正弦波インバーターの搭載により、商用電源と同等の安定した出力が得られるという。

非常時には、LPガスにワンタッチで接続し、さまざまな機器へ給電する

伊達 浩二