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受信画像をスマホで見られる家庭用ファックス

KX-PD101DL

 パナソニックは、ファックスで受信した画像を、スマートフォンの専用アプリで表示できる「パーソナルファックス KX-PD101DL」を6月12日に発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は27,000円前後(税抜)。コードレス子機が1台付属する。

 家庭内の無線LAN環境を利用し、最大4台までのスマートフォンを子機として登録できる家庭用ファックス端末。対応するスマートフォンはAndroid 4.0以降端末、またはiOS 6.0以降を搭載したiPhone 4/4S/5/5C/5SとiPad/iPad mini。

 専用アプリ「スマートフォンコネクト」をスマホにインストールして親機に登録することで、無線LAN経由で子機として使用できる。子機として、固定電話回線に着信した電話に出たり、固定電話回線から発信することができる。さらに今回からの新機能として、ファックスで受信した画像を、スマートフォンの画面で確認できる。確認した画像を、親機やスマホ対応のプリンターなどで印刷することもできる。

 なお、屋外など無線LANの範囲外にいる場合は、メールにファックス画像を添付した形で受信できる。なお、固定回線への着信電話に出ることはできないが、留守番電話への用件録音はメールで通知される。

 トレーを開いた状態の本体サイズは320×245×256mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.5kg。画像情報などを保存するSDカード用スロットや、携帯電話を充電するためのUSB端子(急速充電には非対応)などが用意される。

 コードレス子機の(幅×奥行き×高さ)は48×25×165mm(同)、約135g。バッテリーはニッケル水素充電池で、待ち受け時間は約150時間。専用充電器が付属する。親機との通信方法はDECT準拠。

伊達 浩二