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人肌を美しく、花を生き生きと見せるLED照明器具

 パナソニック エコソリューションズ社は、色を美しく見せるLED照明器具「美ルック(みるっく)」シリーズを4月21日より順次発売する。パナソニックでは、住宅用LED照明器具の新定番として展開する。

 今回発売されるのは、ダウンライト、スポットライト、ペンダント、ブラケット、シャンデリア、小型シーリングライトなど9品目374品番と多い。配光タイプも「拡散タイプ(マイルド配光」「拡散タイプ」「集光タイプ」の3種類が用意される。税抜き価格は7,800円から114,000円。

ダウンライト
スポットライト
ペンダントライト
使用イメージ

 美ルックシリーズは、独自のスペクトル制御技術で色の見え方をコントロールしているのが特徴。光の波長成分を調整し、物の本来の色みを美しく引き立てるという。人肌は美しく顔色が良く、食べ物は美味しそうに、花はいきいきと見えるという。

 具体的には、580nm前後の光の波長を調整することで、黄みを抑えた。色の再現性を表す平均演色評価数もRa 92と高く、太陽光下に近いレベルの色を再現できるという。また、自社で規定している色の鮮やかさと肌色の再現性を示す指標も大きく改善されたという。

電球色では、黄みを抑え、赤みを鮮やかに見せる
昼白色も同様だが、従来型との差が大きい
Raのほか、FCI(Feeling of Contrast Index)、PS(Preference Index of Skin Color)という2つの自社指標でも大きく改善されている
Raは自然な色の見え方、FCIは色彩の鮮やかさ、PSは「日本女性がイメージするきれいな肌の色」に近づけた見え方を示す。3つとも数字が大きいほど良い

伊達 浩二