フィリップス、スマホで明るさや色を操作できるLED電球「hue(ヒュー)」をアップルストアで販売

hue スターターキット

　フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、スマートフォンから明るさや色を操作できるLED電球「hue(ヒュー)」を、9月26日からアップルストアにて発売する。

　今回発売されるのは「スターターキット」で、LED電球3個、ブリッジ、ブリッジ用電源、Ethernet(イーサーネット)ケーブルがセットとなっている。価格はオープンプライス。アップルストアオンラインでの価格は26,000円。

　スターターキットに含まれるLED電球は、E26口金、消費電力は最大9W。明るさは600lmで白熱電球50Wに相当する。ランプは「シングルランプ」という製品名で1個ずつ購入可能。価格はオープンプライス。アップルストアオンラインでの価格は6,980円。

　ブリッジは、最大50個までのhue LED電球に対応する。本体サイズは100×25mm(幅×高さ)。ワイヤレス通信プロトコルはIEEE 802.15.4、チャンネルは11～26に対応する。

　hueは、照明制御用のワイヤレス規格「Zigbee Light Link」に対応しており、スマートやタブレットにインストールしたアプリで操作することで、ワイヤレスでLED電球の光を操作できる製品。専用アプリは、iOS 4.0以上およびAndroid 2.3以上に対応する。

　外出先から、hueを操作できるほか、起床に合わせてタイマーにより徐々に明るくするなどの操作ができる。色調の設定はRGBカラーモデルで指定でき、1,600万色以上から選択できる。また、スマホの機能を活かし、スマホで撮影した写真中の特定の場所の色を、hueで再現することもできる。

　アプリには、「ライトレシピ(Light Recipe)」機能が搭載されており、「くつろぐ」「本を読む」「集中する」「やる気を出す」の4種類のシーンに合わせて灯りが調整できる。

　hueのAPIは公開されており、海外では30種類以上のアプリが対応している国内でも今後は、hue対応アプリの開発を呼びかけていく。

【9月26日8時追記】アップルストアオンラインでの販売価格を追加しました。