ニュース
シャープ、スイッチのON/OFFで光色が変えられるLED電球
~昼白色/電球色のほか、“癒し効果”のさくら色タイプも
(2013/3/1 00:00)
シャープは、スイッチのON/OFFで光色が変えられるLED電球「ELM 一般電球タイプ 光色切り替えモデル」3機種を発売した。光色は昼白色/電球色の「DL-LA51V」、昼白色/さくら色の「DL-LA51K」、電球色/さくら色の「DL-LA42K」の3タイプが用意され、価格はオープンプライス。店頭予想価格はすべて4,000円前後。
スイッチのON/OFF操作で、光色が2色から選べるE26口金のLED電球。スイッチをOFFにした後、1秒以内にONにすることで、別の光色に変えられる。消灯後4秒以上経過した状態で再びONにすると、消灯時の光色で点灯する。
DL-LA51Vの場合、スイッチ操作で昼白色と電球色が選択可能。全光束は昼白色で520lm、電球色で485lm。いずれも日本電球工業会の基準で白熱電球40W形相当の明るさとなる。消費電力は昼白色で6.3W、電球色で7.1W。
DL-LA51KとDL-LA42Kは、昼白色(DL-LA51K)、または電球色(DL-LA42K)からスイッチで切り替えることで、同社のLEDシーリングライトにも採用されている、ピンク色の「さくら色」に変えられる。さくら色の明かりは、癒しや快適性の効果があるとして、大阪健康サービス産業創造協議会より「癒し快適エビデンス推奨マーク」の認定を受けている。
さくら色の全光束は、両タイプとも共通で300lm。日本電球工業会の基準で白熱電球20W形相当の明るさとなる。さくら色の消費電力は6.3W。昼白色、電球色の全光束と消費電力は、DL-LA51Vと同じ。
全タイプに共通する仕様としては、本体サイズは60×119mm(外径×高さ)で、重量は117g。口金はE26。寿命は40,000時間。密閉形器具に対応する。調光器での使用、ならびに2色同時の点灯はできない。
シャープではDL-LA51Vの用途の例として玄関を挙げており、暑い夏は涼しい色に、寒い冬は暖かな色に変えられるという。DL-LA51Kについては、昼白色が目覚め時に、さくら色が就寝時に向くことからワンルームに向くとしている。またDL-LA42Kについてはダイニングに設置することで、食事の際とくつろぎの時間で切り替えられるという。