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パナソニック、変換効率16%を実現した両面発電型太陽電池モジュール「新・HITダブル」

新・HITダブル 太陽電池モジュール

 パナソニック エコソリューションズ社は、両面発電型太陽電池モジュールとしては業界最高水準の16.0%の変換効率を実現した「新・HITダブル」の受注を10月1日から開始する。標準サイズの「VBHN225DJ05」の希望小売価格は207,900円。

【9月25日追記】パナソニックが発表した価格が訂正されましたので、修正いたしました。

 パネルの改良により、変換効率を前モデルの14.9%から16.0%に向上させたほか、モジュールの出力保証期間を、従来の10年から20年に延長した。

 VBHN225DJ05の公称最大出力は225W。パネルサイズは1,630×862×35mm(幅×奥行き×高さ)、重量は24Kg。

標準型の太陽電池モジュールと、HITダブル太陽電池モジュールの構造の違い

 HITダブルは、公共・産業市場向けの太陽電池モジュールで、パネルの両面から光を取り込んで発電できるのが特徴。垂直に設置した場合、標準型モジュールでに比べ、約30%の発電量増加が見込めるとしている。前モデルは、すでに国内外の建築物において、ビルの屋上フェンスや駐車場の屋根などに設置例がある。

屋上フェンスへの設置例
駐車場での設置例(海外)
駐車場での設置例(海外)

伊達 浩二