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工場の屋根や高層ビルの屋上をターゲットにした産業用太陽電池モジュール
(2014/2/10 14:01)
パナソニック エコソリューションズ社は、公共・産業用の太陽電池モジュールのラインナップに、工場の屋根に適した大型タイプと、高層ビルの屋上に適した機種を追加した。いずれも受注生産品で、4月1日から受注を開始する。両製品ともモジュール出力保証期間が20年となっている。
大型タイプは「大型HITモジュール HIT290A」で希望小売価格は169,560円(8%消費税込み)。高強度タイプは「高強度HITモジュール HIT120A」で、113,400円(同)。
「大型HITモジュール HIT290A」は、工場などで多く使用されている折板屋根が500mmピッチであることから、それに合わせてパネルサイズを大きくした。これにより、ベースレールを使わなくても、折板屋根の上に太陽電池モジュールを効率よく設置できる。また、耐風圧を4,200Paまで高め、風の影響を受けやすい屋根の端の部分や、風の強い沿岸部の建物にも設置できる。積雪荷重は2,400Pa。
本体サイズは1,463×1,053×46mm(幅×奥行き×高さ)、重量は18kg。公称最大出力は290W。
高層ビルの屋上に適した「高強度HITモジュール HIT120A」は、風圧荷重と積雪荷重を6,000Paまで高めた製品で、風の強い高層ビルの屋上などにも設置できる。
本体サイズは818×798×35mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9kg。公称最大出力は120W。