パイオニア、資生堂と協力してビューティーカウンセリング用途に有機ELを開発

有機ELパネルを搭載した製品のイメージ

　パイオニアは、開発中の有機EL照明(OLED)のビューティーカウンセリングでの活用に注目し、資生堂本社内に設けられた「資生堂ライフクオリティービューティーセンター」に、有機EL照明を設置する。今後、美容現場からの意見を反映しながら、美容用途への開発を進める。

　パイオニアによれば、有機EL照明の光は自然光に近く、色が自然に見えるため、肌の色や化粧品本来の色がわかりやすく、ビューティーカウンセリングに適しているという。また、同社の有機EL照明は、明るさだけでなく、色も変えられるため、シーンに合わせた狙い通りのメークができるとしている。

　パイオニアは、10月1日から、幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2013」においても、有機EL照明の美容用途活用に関する提案展示を行なう。会場では、資生堂ビューティトップスペシャリストの 西島悦氏や、アーティストの友香氏によるトークセッションも予定されている。