東芝、使用推奨期限が5年→10年に伸びたアルカリ乾電池

アルカリ乾電池の単三形4本入り「THE IMPULSE」

　東芝ホームアプライアンスは、使用推奨期限が10年に伸びたアルカリ乾電池「THE IMPULSE」を、9月下旬に発売する。単一形～単四形が用意され、価格はすべてオープンプライス。4本入りタイプの店頭予想価格は、単一形が900円前後、単二形が700円前後、単三形と単四形が600円前後。

　長期保存性能を高めたアルカリ乾電池。液漏れの原因となるガスの発生を抑えるため、負極の亜鉛材料の不純物を低減し、耐食性を高めた部品を使用することで、使用推奨期限は同社のアルカリ乾電池「アルカリ1」の5年から10年へと、2倍に伸びた。

　このほか、部品を薄型化することで電池の内容積が増加。放電性能は、同社のアルカリ乾電池の従来モデル「インパルス」と比べた場合、単三形では約30%、単四形では約10%向上したという。

　単三形1本当たりの本体サイズは約14.5×50.5mm(同)。重量は約24g。電圧は1.5V。

単一形2本入り「LR20HS 2BP」

単二形4本入り「LR14HS 4MP」

単三形8本入り「LR6HS 8MP」

単四形8本入り「LR03HS 8MP」