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6月の家電出荷額、ここ10年で最も好調
（2013/7/22 16:33）
JEMA(日本電機工業会)は、6月度の家電出荷額が、前年同月比7.6%増の2,690億円になり、ここ10年で最も高い水準を記録したと発表した。猛暑と節電意識の高まりから好調を記録した2011年6月の数字を上回り、3カ月ぶりに昨年同月比でプラスに転じた。
製品別では、エアコンが同比13.4%増の1,285億円、冷蔵庫が同比6.9%増の485億円、洗濯機が同比3.8%増の267億円となり、いずれの主力製品も3カ月ぶりに前年を上回った。
エアコンの出荷台数は160万台で、6月としては過去最高となった。冷蔵庫は省エネ性能が高い大容量タイプが人気となっている。JEMAでは、6月の平均気温が全国的に高くなったこと、景気回復への期待感から、夏の季節商品への需要が高まったことなどが背景にあると見ている。
このほか掃除機の出荷額は92億円で、同比0.1%増と微増した。出荷台数ではサイクロン式やロボット掃除機を含む「サイクロン他」の項目の出荷台数が11カ月連続で前年同月を上回っている。
また、換気扇の出荷額は同比5%増の86億円、出荷台数は同比4.1%増の50万台で、9カ月連続でプラスを記録しており、新築住宅の増加が影響しているという。
