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パナソニック、全身を揉みほぐすコンパクトなマッサージチェア
(2013/6/19 00:00)
パナソニックは、全身がマッサージできる機能性とリビングに設置できるコンパクト性を追求した「マッサージチェア EP-MA34」を、8月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35万円前後。
EP-MA34は、マッサージ機能とコンパクト性の両方にこだわったマッサージチェアの新製品。同社ではこれまで、機能性を追求した最高級モデル「リアルプロ」シリーズと、コンパクト性が特徴の「マッサージソファ」という2つのシリーズを展開してきたが、ユーザーからはリアルプロについて「置く場所がない」、マッサージソファについては「全身がマッサージできない」という声が聞かれていたという。
そこでEP-MA34では、マッサージ機能を強化。リアルプロシリーズで搭載されていた、上半身に温かさを伝えながら揉みほぐすもみ玉「温感モミ玉」を採用した。また足裏には、ヒーターで足裏を温めながら、エアーバッグの加熱と足裏の突起でこねほぐす「足裏温感揉ねつ」も備えている。
さらに新たなマッサージ機能として、足首をエアバッグで固定し、ふくらはぎを下から上へ絞り上げる「足首ホールドマッサージ」も搭載。このほかにも、頚椎、腰椎、腕、骨盤のマッサージ機能も備えることで、全身の疲れやコリを揉みほぐすという。
設置性では、収納式フットマッサージやスライドリクライニング機構を搭載することで、従来のマッサージソファ(EP-MP64)と同等のサイズを実現。リビングにも調和するよう、レザー調シートやパイピング仕上げなど、デザインにもこだわったという。
リクライニングしていない時の本体サイズは680×1,200×1,020mm(幅×奥行き×高さ)、リクライニング時は680×1,600×820mm(同)。重量は約69kg。本体カラーはグレイッシュベージュ。消費電力は38W。
リアルプロとマッサージソファも新モデルを発売
なお、最上位機種の「リアルプロ EP-MA74」と、エントリーモデルの「マッサージソファ EP-MP64」も順次発売する。リアルプロ EP-MA74の発売日は9月1日、マッサージソファ EP-MP64は8月1日で、いずれもオープンプライス。店頭予想価格は順に45万円前後、28万円前後。
パナソニックでは、今回新たに発売した「EP-MA34」とともに、3機種のラインナップで製品展開していくという。
リアルプロ EP-MA74は、首筋から背中、腰、座面、ふくらはぎ、足裏までの全身マッサージを行なう高級マッサージチェア。上半身と足裏を同時に温めながらマッサージできる「ダブル温感」マッサージ機能を搭載する。ダブル温感マッサージでは、マッサージの圧力に合わせて温度の感じ方が変化し、部位に適した圧力と温度の「ゆらぎ」効果により、温かい手で揉まれているような心地よさを再現するという。
そのほか、円を描くように、こねながらもみほぐす「揉ねつ動作」、もみ玉とエアーバッグの連動により筋肉を伸ばす「ストレッチ動作」などのマッサージ機能を備える。
リクライニングしていない時の本体サイズは850×1,220×1,150mm(同)で、重量は約85kg。本体カラーはグレイッシュベージュと黒。
マッサージソファ EP-MP64は、リビングにも置きやすいサイズが特徴のエントリーモデル。新モデルでは、より身長が高い人にも対応するように、スライドリクライニング機構を強化。上位機種に搭載している上半身の温感モミ玉機能などは省略されているが、足裏を温めながらマッサージする機能は備える。
リクライニングしていない時の本体サイズは680×1,200×1,020mm(同)で、重量は約59kg。本体カラーはミスティーアイボリーとミスティーパープル。