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パナソニック、「エネルギーの情景」をテーマにミラノサローネに出展

~太陽光パネルやLEDを素材に平田晃久氏が構成

展示イメージ

 パナソニックは、4月にイタリア・ミラノで開催される家具・インテリアの国際見本市「ミラノサローネ」に、自然と都市の共生をテーマとしたインスタレーション(空間芸術)作品を展示すると発表した。

 コンセプトは、「Energetic Energies/エネルギーの情景」。会場には、小さな太陽光パネルを乗せたミニチュアのビル群のような物体が並び、その上を雲の影が流れていく。

 同社では展示の意図について、視点を上空に移せば、都市も地球の地形を成す一部であり、自然と同じように風が吹いて雲が浮かび、自然と人間は相反するものではないことがわかると説明する。作品では太陽光パネルや蓄電池、LED照明とそれらをコントロールするエネルギーマネジメントを組み合わせて、自然と人間の共生の情景を表現したいという。

建築家 平田晃久氏

 会場の構成は、昨年に引き続き、建築家の平田晃久氏が手掛ける。

 会期は2013年4月9日~14日。開場時間は9:00~24:00(いずれも現地時間)。会場はミラノ大学内インテルニ会場。会場スペースは約360平方m。

小林 樹