パナソニック、ミラノサローネで人気を博した空間芸術を東京で展示

~太陽電池やLED電球で「循環可能なエネルギー」を表現

 パナソニックは、イタリア・ミラノで4月に開催された世界最大のデザインイベント「ミラノサローネ」に出展した空間芸術を、東京の同社ショウルームにて再現。9月27日より公開すると発表した。

 同社がミラノサローネ期間中にミラノ市内にて展示された空間芸術「Photosynthesis -光合成-」を再現するイベント。同展示は、太陽電池、蓄電池、LED照明や有機EL照明といったパナソニックの“創エネ/蓄エネ/省エネ”製品を組み合わせることで、「循環可能な新しいエネルギーの時代」を表現することをテーマとしている。ミラノサローネでは、期間中にミラノ市内で公開された空間芸術の中で、最も優れたものに与えられる賞「Elita Design Awards」グランプリを受賞した。会場の構成を務めたのは、建築家の平田晃久氏。

ミラノサローネでの展示のようす(昼)夜のようす。太陽電池で発電した電気を蓄電池に蓄え、LEDの明かりを灯す
パナソニックショウルーム東京での再現展示のイメージ図

 ショウルームでは、ミラノで好評だった内容をアレンジして展示。両面で発電する太陽電池「HITダブル」や、クリアタイプのLED電球や有機ELといった省エネ照明、明るさと光色が連動して変化する「シンクロ調色LED」を搭載したバルーン型のシャンデリアなどが用意される。

 パナソニック リビング ショウルーム東京の所在地は東京都港区東新橋1-5-1。開館時間は10~17時。2013年2月頃まで公開される。


ショウルームでの再現展示レイアウト





(正藤 慶一)

2012年9月21日 15:16