パナソニック、“夜美容”体験会を横浜・八景島シーパラダイスで開催

八景島シーパラダイスで開催されたパナソニックの“夜美容”体験会

 パナソニックは、同社が提唱する“夜美容”体験会を7月6日、報道陣向けに開催した。会場は神奈川県横浜市にある横浜・八景島シーパラダイスで、癒し効果のあるとされるイルカの水槽の前で開催された。

 夜美容とは、就寝前から就寝中に行なう美容行動の事で、忙しくて美容に割く時間を確保できない人でも寝る前、あるいは寝ながら手軽に使える点が特徴。パナソニックでは、肌や髪の保湿効果が期待できる独自のナノイーイオン放出機能を搭載した「ナイトスチーマー」や日中の目の疲れをスチームとマッサージでほぐす「目元エステ」などを“夜美容”製品群と位置付けている。

 今回はアロマの香りと灯りで、就寝前のリラックスタイムを演出する「ナイトスチーマー ナノケア EH-SA45」と、「目もとエステ EH-SW50」を体験。八景島シーパラダイスの中でも人気のある「ドルフィンファンタジー」が会場となった。ドルフィンファンタジーは、トンネル型の水槽の中をバンドウイルカが自由に泳ぎ、まるで海の中にいるかのような雰囲気で体感できる。

会場となった八景島シーパラダイスの「ドルフィンファンタジー」。トンネル型の水槽の中をバンドウイルカが自由に泳ぐ参加者は水槽の前で横になりながら、製品を体験した目の前でバンドウイルカを見ながらの会となった
水槽の前に配置された「ナイトスチーマー ナノケア EH-SA45」。写真はキャンドルライトで点灯している様子

 イルカの水槽の前に設置された「ナイトスチーマー ナノケア EH-SA45」は、温かいスチームとアロマの香り、ライト機能を搭載。本体には2つのモードを搭載する。「くつろぎモード」では一定間隔で色が変わるオーロラライトを点灯、その後ロウソクのような暖かみのあるキャンドルライトに切り替わる。ライトは起動時から約1時間で自動消灯し、そのあとはナノイーイオンが約8時間放出される。

 「おやすみモード」では、キャンドルライトが約20分点灯したあと、ナノイーイオンに切り替わる。ライト部は本体底部付近に設置されており、就寝時の邪魔にならないようにボンヤリと周囲を照らし出す程度の明るさになっている。発売は9月1日で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は25,000円前後。

本体正面本体側面操作部
オーロラライトは一定間隔で色が変化するライトは本体底部に配置されており、就寝時の邪魔にならない程度の明るさ
「目もとエステ EH-SW50」

 「目もとエステ EH-SW50」は、スマートフォンやパソコンの普及により目元の疲れを訴える人が多い事から開発された新製品。プロのエステティシャンの技術から学んだというリズミカルなマッサージと約40℃の温かいスチーム機能が搭載されている。

 内部に搭載されている給水プレートにあらかじめ水を含ませておいて、スイッチを押すとすぐにマッサージが始まり、3~4分後にスチームが発生する。発売は9月1日で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は18,000円前後。

製品正面装着部。周りはシリコンで、取り外して水洗いできる顔にフィットするような形状になっている
使う際は、内蔵の給水プレートを取り外して水を含ませる製品底部。ハナに上にかぶせるようにして使用する

 会場では、横になった状態で、製品を体験。ナイトスチーマーの香りを感じながら、目元エステを使った。周りをイルカが泳ぐ絶好のロケーションの中で、ウトウトしてしまったという人も多かった。

 目元エステは、複数のリズミカルなマッサージが組み合わさっており、約12分という運転時間があっという間に感じる。目の周りを優しく小刻みにマッサージすることで、目の周りの疲れが取れていくようだ。

 また、寝ながら使うことで自然にリラックスして、眠気を誘われる。温かいスチームもその要因の1つだ。就寝前に使うのは、効果的かもしれない。

目もとスチーマーは横になった状態のほか、付属のベルトを装着することで、起きた状態でも使えるという顔に装着した状態

 会場ではそのほか、この秋から発売される美容製品も展示されていた。パナソニックでは、「忙しい人を美しい人へ」をコンセプトとし、今後も夜美容製品を積極的に展開していくという。

この秋から発売する美容製品も展示されていた9月1日発売のスチーマー「スチーマー ナノケア EH-SA61」。就寝中に使える「ナノイーモード」を搭載するほか、毛先を集中的にケアする「毛先ケアモード」も備える。価格はオープンプライス。店頭予想価格は33,000円前後「スチーマー ナノケア EH-SA32」は、6分間のスチーム発生機能のみを搭載したエントリーモデル。価格はオープンプライス。店頭予想価格は14,000円前後





(阿部 夏子)

2012年7月9日 12:11